湯川潮音、「灰色とわたし」ツアー、ライブレポート!
湯川潮音ちゃんの「灰色とわたし」ツアーに行ってきました。
場所は、東京・新大久保にある東京グローブ座。
ロンドンのグローブ座を模した円形劇場でのライブでした。
新大久保に着いてから道を間違えて10分~15分ぐらい遅刻しましたが、着いた頃にちょうど始まってくれてラッキー♪ 「東京グローブ座はどこなんだよ~~!」とちょっと怒り気味になりながら、汗だくになって会場に到着したのは言うまでもない(笑)。
これだけは一言いわせてもらいたいんだけど、同じ駅周辺にセブンイレブンを2店舗も建てるなと言いたい。道が似ているからまるで違う方向に歩いて行っちゃったぢゃないか…。
ライブは、すごくよかったです。今年見たライブの中では、間違いなくベストライブです。
この感動を伝える言葉が見つかりません(←手抜きw)。とにかく毎回、違うライブを見にきている感覚にさせてくれます。アレンジがいつも違うし、普段、ライブやCDで聴いていた曲とは全く違う曲のように仕上げてきます。イントロを聴いただけでは次の曲が予想できない緊張感。最初から最後まで観客を飽きさせないライブパフォーマンス。全てが完璧でした!
今回のゲストバンドは、SENTIMENTAL CITY ROMANCEというバンド。出演者は、告井延隆さん(ギター)、中野督夫さん(ギター)、細井豊さん(キーボード)。当然、バンドメンバーが変わればアレンジもガラリと変わる。そのために、演奏する全ての曲が新鮮に聴こえました。
4曲目は、ハワイアン風アレンジで「緑のアーチ」。バラード調のほうが断然好きですが、たまには一風変わったアレンジで聴くのも楽しいものです。観客の手拍子付きでした。2曲目の「朝の賛歌」も良かった。照明効果も素晴らしかったです。
「しずくのカーテン」は、いつも盛り上がる曲だけどこの日の「しずくのカーテン」はいつになく最高でした。潮音ちゃんは、ギターを弾きながら足首に鈴をつけて、ギターと鈴でひとり二役をこなしていました。SENTIMENTAL CITY ROMANCE の方もコーラスで参加していました。足首を必死に振って鈴を鳴らしてる潮音ちゃんがかわいかったです☆
8曲目は、ローリングストーンズのカバーで「As Tears Goes By」を歌ってくれました。
「ネムネムの森」からは、「ここからは夜に変わります」と言って、会場のライトがランプひとつだけになってほとんど真っ暗闇の状態の中で歌ってくれました。エレキギターが怪しく鳴り響き、異世界にまぎれこんだような独特な雰囲気に包まれました。
アンコール前のラストの曲は「明日になれば」。普段とは全く違うアレンジで、明るくアップテンポに仕上げてきました。観客の手拍子つきで、ゲストバンドの SENTI~の方も一緒に歌ってくれて、会場全体がひとつにまとまった感じがしました。ほんと、「今日のチケットを買って良かった」と心からそう思える1曲になっていました。震えました。感動しました。DVD にして欲しい…。
アンコール1曲目は、アイルランド民謡の「The water is wide」。バラードでしっとりと歌い上げ、声もよく伸びていました。アンコール2曲目は、タイトル未定の新曲を歌ってくれました。前日の名古屋ではファンの方から「"センチメンタル"という曲にしたらどうですか?」といわれた曲らしいです。
ラストの曲は「キャロル」。単なるキャロルではなくて、9月20日というなんでもない普通の日に訪れてくれたファンのために、歌詞を少しいじって歌ってくれました。アドリブで歌っていたそうです。
(2008年9月20日の「キャロル」の歌詞の一部)
「 いつもと変わらぬ1日 台風一過で晴れた土曜日
グローブ座にこれてよかった
今日のこのときを忘れない
大久保通りから歩いて
韓国にきたような街を抜けたら
みなさんの笑顔に会えた
今日は最後までありがとう」
というような歌詞でした。ライブでは2番まで歌っていました♪
この曲のおかげで、9月20日というなんでもない1日を忘れられない特別な1日にすることができました。ライブが終わった後の、お馴染みとなった潮音ちゃん本人による会場アナウンスもかわいかったぁ。
「あーあーあー。以上をもちまして本日の公演はすべて終了いたしました。
どなたさまもお忘れのございませんようお気をつけてお帰りください・・・ネッ☆
またロビーにてオフィシャルグッズ、CDの販売を行っております。
是非、コンサートの記念にお買い求めください・・・ネッ☆」
っというようなことを言ってました(笑)。「ネッ☆」ってのがツボにはまりました!
今日は湯川潮音ちゃんの影響で、東京・八王子の高尾山に初めて登ってきました♪ 1番やさしい緩やかなコースを登りましたが、それなりに疲れました…。しかも、高尾山って人気があるんですね。筑波山では想像できないぐらい、たくさんの観光客で賑わっていました。自然を満喫しにいったのに、とてもじゃないけどそんな雰囲気ではないぐらい人、人、人!でごった返していました。
■セットリスト
01. 秘密
02. 朝の賛歌
03. 見つめてごらん
04. 緑のアーチ
05. シェルブールの雨
06. しずくのカーテン
07. ひなげしの丘
08. As Tears goes by (ローリングストーンズのカバー)
09. 風よ吹かないで
10. 巻き貝とわたし
11. ふたりの手紙
12. ネムネムの森
13. 知らない顔
14. Voyage of the Moon
15. 朝が終わる前の花
16. 明日になれば
アンコール1. The water is wide(アイルランド民謡)
アンコール2. 新曲(タイトル未定)
アンコール3. キャロル(9月20日のライブのための特別バージョン)