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デジタルカメラ
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Natura Classica(7)/紅葉@本土寺

1週間ほど前に紅葉を撮りに松戸市にある本土寺に行ってきました。

6月にモミジアジサイを撮りにいって以来の訪問となります。

前回はデジタル一眼レフでの撮影でしたが、今回は Natura Classica で撮ってきました。使用したフィルムは、先日、通販で購入したばかりの AGFA Vista400 と AGFA Vista100 です。初めて使うフィルムなのでワクワクです☆

AGFA Vistaのフィルム

AGFA のフィルムは、トイカメラユーザーに人気があり、原色を強調した癖のある発色が特徴です。このフィルムで紅葉を撮ったら面白いだろうなぁ~ということで、AGFA Vistaで紅葉デビューしてきました。

んで、AGFA Vista400 を使うにあたって、今回はDXコード偽装なるものを試してみました。

DXコードとはなんじゃらほい?ってのは検索すればすぐにでてくるので詳しくは説明しませんが、要は AGFA Vista400 のフィルムを Natura Classica に装てんして、NPモードが使えるようにしてしまおう!という試みです(Natura Classica でNPモードが使えるのは ISO800 と ISO1600 のフィルムのみ)。

Natura Classica は、多機能であるが故にフィルムを装てんした時点で自動的にフィルムの感度を認識します。例えば、ISO400 のフィルムを装てんすれば Naturaくんが勝手に「あぁ、ISO400ね、OKOK。」と勝手に判断して ISO400 に設定してしまうわけです。

こうなると、ISO400のフィルムを カメラ側にウソをついて ISO1600 と見せかけることができなくなるため、ISO800~ISO1600の間でしか動作しないNPモードは、ISO400以下のフィルムでは使えないことになってしまうのです。

そこで、フィルムのDXコードを偽装して ISO400 を ISO1600 に見せかけることで NPモードが使えるよう偽装してしまうわけです!NPモードが使えるようになるということは、露出自動制御が働き、最大で +2 補正をしてくれます。これにより、Natura 独特の ナチュラル(自然)な雰囲気を持った写真が撮れるようになるわけです。わーいわーい!

やり方はいたって簡単。フィルム本体にあるDXコード(市松模様)を Natura1600 と同じ模様になるように、カッターの刃などで削ってしまえばいいわけです♪ 削り終わったらフィルムを装てんし、Natura Classica の液晶画面に「NP」モードのマークが点灯するか確認します。

点灯しなかったら再度、裏フタをあけてフィルムを取り出し、丁寧に削りなおしてから再装てんしてみましょう。もちろん、裏フタを開けたらフィルムが感光して5~6枚使えなくなりますけどね。なお、この記事を読んで「できねーじゃねーか!」と文句を言われても責任持ちませんので、あくまでも自己責任でお願いします。

DXコード偽装

それでは、前置きが長くなりましたが本土寺へ出発進行~。
まずは、本土寺の正門・・・の側面です。正門側は人が多すぎて撮る気が失せました(笑)。

本土寺の正門

Natura Classica/AGFA Vista400

本土寺は、東京近郊では有数の紅葉名所として名が知られているので、見頃の時期にいくと人が山のようにたくさんいます。写真の中に人を入れるのは好きなのですが、5人も6人も人が入ってしまうような状況だと、正直、撮影意欲がかなり減退します(笑)。待てども待てども人の流れが止まることなし・・・。

本土寺本堂

Natura Classica/AGFA Vista100

そして、一眼レフを持ったカメラマンさんたちが同じような位置で同じような体勢で写真を撮っている。一人が撮り出すとそこにまた人が集まる(笑)。観光スポットってどうしても同じような構図の写真になりがちですよね~(自分も含めて)。できるだけ人の撮らないようなところに着眼できると良いんだけどね。

本土寺本堂(2)

Natura Classica/AGFA Vista100

それより、どうでしょう、このAGFA Vista の発色の良さ。赤や黄色によく反応して鮮やかな色をひきだしていますね。実は、フィルムなんてどれ使っても大差ないなぁ~と思っていたのですが、AGFA Vistaを使って初めて「このフィルムは他とは違う!」と感じました。

因みに、ここで掲載している写真は全て、色彩コントラストをより高めるために Natura Classica の前面に手動でPLフィルターを押さえつけてクルクルと回しています(笑)。傍からみたら、かなり間抜けな姿だと思われますが、そういう方を街中で見かけても 「あぁ、より鮮やかにするためにああいうことをやってるんだな。しかたないよ。」とやさしい目でスルーしてあげるようにしましょうw

本土寺(3)

Natura Classica/AGFA Vista100

着物を着た若い女性もいました♪やっぱり日本人は着物が似合うねっ!たまに外人が着てるのを見かけるけど、全然似合ってないし(笑)。因みに、下の写真、「後ろ姿、撮らせてもらっていいですか?」と頼んじゃいました(^^;)。

快く承諾してくれて良かったです。さらに、注文つけて「この辺りのモミジを見上げていてくれますか?」と頼んだら、右の女性は意図を理解してくれたようだけど、左の女性が遠くの方のモミジを眺めちゃってちょっと不自然・・・(笑)。もっとじっくり撮りたかったんだけど、辺りは人だらけなので構図で迷ってる暇はありませんでしたw とにもかくにも、快く撮らせてくれて感謝です☆

着物をきた女性

Natura Classica/AGFA Vista400

ここは、入り口から入ってまっすぐ正面に向かうと見えてくる本堂の近くです。

本堂の近く

Natura Classica/AGFA Vista100

本土寺の中間地点あたりです。

本土寺の中間地点

Natura Classica/AGFA Vista400

いろんな色があって綺麗~☆

本土寺(4)

Natura Classica/AGFA Vista100

6月の時期には、この坂道を下っていくとアヤメ や ハナショウブ が鑑賞できます。

坂道

Natura Classica/AGFA Vista400

AGFA Vista は、まるでデジタルカメラで撮ったかのような鮮やかな発色ですね。木々の間から空の色の階調がきちんと残っているのがすごいです。これは、ダイナミックレンジ(色階調性)の狭いキスデジ(EOS Kiss Digital X)では、ブランケット撮影して後からPCで合成でもしなければ不可能なことです。ここにキスデジの限界を感じました。ダイナミックレンジの広い FUJIFILM FinePix S5 Pro のようなデジタル一眼レフが欲しい・・・。

本土寺(4)

Natura Classica/AGFA Vista400

本土寺を1周してきて、ちょうど一休みしていたころ・・・あれ?このネコちゃんは…。そうです、この前登場してくれたネコちゃんです(笑)。今まで、デジタル一眼レフを使わずに耐えてきたのに、ネコちゃんがあまりにもすばしっこいので、デジタル一眼レフを取り出さずにはいられなくなりました(笑)。

ネコちゃん

Natura Classica/AGFA Vista100

この日は、晴れたり曇ったりと忙しい日でしたが、帰る頃にはすっかり曇りになっていました。今回は人が多すぎて、撮影を諦めた場所もたくさんあったので、来年は朝っぱらから人の少ない時間帯に撮りにいってみたいです。あ、でもこの紅葉が全て落ちきった時のモミジのじゅうたんも綺麗なんだろうな~…。

帰る頃の本土寺

All Photo by Natura Classica/AGFA Vista100

で、AGFA Vista400 をコード偽装した結果はどうだったのかというと・・・結論はよくわかりませんでした(笑)。微妙に露出がオーバー気味にでたかなぁ~っという気はするけど、気のせいのような気もするし。何度か試してみないとわかりづらいので、今度は屋内での撮影を中心に試してみようかなと思います。

それでは!


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コメント

はじめまして。
PLフィルタは測光部にかぶるようにしています?
もしそうしていないとしたら、ISO偽装の効果はそこにあるかも
しれませんよ。PLフィルタを通るだけでレンズを通る光は1絞り以上
暗くなってしまうのに、測光センサが生の明るさを測っているとしたら
プラス補正しないかぎりアンダーになってしまうからです。

一方、本来の+2の効果については、薄暗いところや逆光の方が効くので、
今回のようなピーカンのシーンで、かつ逆光でない場合はあまりはっきり
わからないのではないかと思います。
(逆に、あまりオーバーにすると、特性曲線の肩のあたりにかかった部分
は彩度が下がってきますから、せっかくのUltraの効果が効いてこなく
なってしまいます)

連投すみません。
NPマーク点灯に失敗したら、強制巻き戻し(底面のボタンを押す)して
出してしまうのが一番です。
そして、フィルムピッカー(ベロ出し)でべろを出せば、1こまも
無駄にせずに再装てんできます。
(1000円くらいで売ってるので持っていなかったら一つあると便利)

> take1さん

はじめまして、take1さん。
コメントどうもありがとうございます!

PLフィルタは、レンズ前面に手で押さえつけているだけですね(笑)。で、Natura ってシャッターを切ったときにレンズが前に飛び出てくるので、それも計算して軽~くフィルターをレンズに押し当てるような感じで撮っていました。

take1さんのおっしゃることはもっともですね!PLフィルターで暗くしているんだから、プラス2段分のNP効果も相殺されちゃいますよね…(なんで気づかなかったんだろう・・・笑)。しかも、やっぱりピーカンではあまり効果は得られないんですね。薄暗いところや逆行の時などにまた試してみたいと思います!すごく勉強になりましたーどうもありがとうございます!

しかも、フィルムピッカーなんていう存在も知りませんでした(笑)。フィルムが中に入ってしまったら、カメラ屋さんに行って取り出してもらっていたのですが、これひとつあれば強制巻き戻しして、自分でフィルムも取り出せてすごく便利ですね!!うーん、さっそく買ってきます!いろいろとためになることを教えていただいてありがとうございました☆

ISO100の写真も NPモードで取ったか知りたいです.私は日本人ではないので文章が少し変でも理解してください ^^

> yoshiさん

ISO100 のほうは NPモードでは撮っていません。ISO400 のほうだけNPモードで撮りました。ただ、ISO100 のフィルムのDXコードを参考にコードを削ったり、マスクしたりすれば ISO100 でのNPモードも可能な気がします。でも、実質4段分の増感になるのでどんな写真になるのかちょっとわからないですね~(笑)。

もうだいぶ前の記事のようですが、たまたま通りすがってどうしても気になってしまったので...。

ISO400のフィルムのDXコードを細工してISO1600として認識させれば-2EVの露出補正をしたのと同じ扱いになります(これがNPモードなしの場合)。この状態にNPモードが働いて照明付室内程度の明るさでは+2EVの補正を、それ以上の明るさでは+1.5EVの補正を行う事になるので結果的にはまわりまわってほとんど補正なしということになっちゃいます(笑)。ちなみにISO100のフィルムを使って同じ事をやるとNPモードが働いても4段分の増感ではなく約2段分の減感に...(汗)。

でも紅葉の写真とても綺麗に撮れてますね(本当に)。結果的に-0.5段分の露出補正がかえってよかったのかも♪

> Luno さん

はじめまして、Lunoさん。

コメント&フォロー、どうもありがとうございます!
とっても詳しい解説で大変、勉強になりました☆

Natura は壊してしまってすでにないのですが、また使う機会があったら教えていただいたことを考慮しながら撮ってみたいなって思います!

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