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デジタルカメラ
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購入!!「トイカメラ/LOMO LC-A+」

買っちゃいました!トイカメラの LOMO LC-A+ を!!
これで今日から僕も ロモグラファーの一員です!

LOMO LC-A+

う~ん、さすがに最近カメラ買いすぎだなぁー。
Natura Classica も Vivitar もまだ全然使いこなせていないのに・・・。

でも、ずっと欲しかったカメラなのでやむおえません!(笑)

フィルムってすご~く不便なところがあるんです。
それは、ひとつのカメラに入れられるフィルムは1本だけというところ。

これが意味するところはつまり、フィルムを入れっぱなしにしておくと36枚全て撮りきるまでフィルムを交換することができないということです。いぁ、正確には途中で巻き戻すこともできるんだけど、フィルムって高いのに途中で巻き戻してしまうなんて、そんなもったないないことできないじゃん?(笑)

デジカメならボタン操作でチョチョイのチョイで ISO感度を自在に変えられるけど、フィルムは ISO感度を自在に変更することができないので、この辺が不便だなぁと思います。フィルムだと36枚撮りきるのに1日かかることも多くて、ISO100のフィルムを昼間に入れて、その日の夜になって ISO1600に交換したくても、ISO100 のフィルムが残ったままだと交換できず、泣く泣く夜景撮影を諦めることになってしまうのです・・・。

そこで誰もが考えるのが「そうか!カメラを2つ持てばいいんだ!」ってことなんです。

一つ目のカメラには、ISO100~400あたりのフィルムを入れておき、二つ目のカメラには ISO800~1600 あたりのフィルムを装てんしておく。こうすることで、昼間専用のカメラ、夜専用のカメラとして使い分けることができるのだ♪

よし、それじゃぁ、お気に入りの Natura Classica をもう1台買おう!と思ったけど、待てよ・・・同じ色のデザインじゃややこしくて間違えちゃうこともあるだろうなと思い、Natura Classica から露出補正機能を省いた機種の Natura NS を買おうということになりました。

ん?いやいや、待て待て。Natura NS を買っても結局のところ、描写は Natura Classica と同じだろうから、表現力の幅を広げるなら全く違うタイプのカメラの方がいいかなと思い直し、またカメラを探し始めました。

まず1番欲しかったのが、フジフイルムの高級コンパクト機「Klasse W」なんだけど、6万5000円ぐらいして高いので却下。でも、いずれは欲しいカメラです。

次に前回、Vivitar Ultra Wide&Slim を購入した時にも買うか買うまいか悩んだ HOLGA も購入対象となっていたんだけど、Vivitar と同様に F値が固定で F8 となっていて、レンズの暗さが微妙に気になったのでひとまず見送りました(改造により f/5.6相当に変更することも可能らしいですが)。

Vivitar Ultra Wide&Slim を使っていて感じたことですが、f/8 固定のカメラって撮影場所が結構、限定されてきたりするんですよ。天気の良い日なら全然問題ないんですが、曇りの日だったり、ちょっとでも暗いところで撮影したりすると、36枚中 5~6枚は真っ黒な写真ができあがってきます。

できるだけ ISO感度 の高いフィルムを入れておかないと、室内はおろか、林の中、森の中、うす暗い日陰などで撮った写真はだいたい、黒潰れした写真になって現像されてきます。

そして2~3枚は原因不明のゴースト入りまくり写真、3~4枚はブレ&ボケ写真。2~3枚は自分の指が入ってしまった写真、さらに 2~3枚は自分のストラップが入ってしまった写真。こうやって要らない写真を消去していくと、36枚中まともに見れるのが結局、半分以下になってしまいます。その中からさらにアップできそうな写真を探すとなると、4~5枚しか残りません(笑)。注意して撮っているにも関わらず、不可解な写真に出来上がってきたりしてきて、写りが安定しないカメラです。

まだ上手に使いこなせていないだけって話も十分にあるんだけど、ぶっちゃけ、Vivitar を昼間専用カメラとして任せてしまうにはちょっと頼りないなぁ、と感じてしまうわけです(笑)。かといって、LOMOも癖のあるカメラっぽいので安心できるようなカメラでもなさそうですが、少なくとも f/2.8 の明るいレンズを持っているし、多重露光や長時間露光もできたりと遊びの要素もたくさん持っているので Vivitar よりは便りになるかな…という判断を下し、LOMO LC-A+ を買うことになったのです。

LOMO LC-A+ はトイカメラのくせして、価格が3万円もするので「おもちゃごときに3万も払えん!」と最初は敬遠していたところがあるのですが、LOMO で撮った写真を見ているうちに「こんな写真撮ってみたいなぁ」と思うようになり、だんだと欲しい衝動に駆られ、いつの間にかポチッとクリックしていました(笑)。

さて、いつものように長い前置きになりましたが、さっそく箱の中を開けてみましょう。LOMO LC-A+ は、木箱の中に入っていてお洒落ですね。でも、こんなところに金かけるならもっと値段安くしてくれ~って感じではあるのですが・・・。

LOMO の箱

箱の中に入っていた全付属品です。写真集みたいなブックレットが入っていましたが、これもいらないっす。カメラと説明書だけあれば十分なのになぁ。あ、でも長時間露光用のレリーズケーブルが最初から入っているのは良いですね。使うか使わないかは別として。

LOMO の全付属品

Kodak Pro foto100中に入っていた2本のフィルムは、パッケージから推測してロモフィルムと呼ばれているフィルムだと思ったのですが、中は普通に Kodak の Pro foto100 というフィルムが入っていました。まずは、このフィルムを使ってLOMOを試してみよう~っと。


そしてこれが、LOMO LC-A+ の正面写真です。ファインダー部には、ロモボーイ(和名では、ロモ蔵)のロゴがプリントされています。フィルムの装てんは右側ではなく左側でした。

LOMO LC-A+の正面写真

ロモは、Natura Classica と比べたらちょっと頭の悪いカメラなので、ISO感度の設定を自分でやらないといけません。また、焦点距離をあわせるのにも、オートフォーカスがないので目測で判断しなければなりません。下図にある「焦点距離設定レバー」を操作して、撮る被写体に合わせて 80cm、1.5m、3m、∞(無限大)と レバーを変えて操作していかなければなりません。

デジタル一眼レフに慣れてしまった自分としては、「なんて不便な…」と思うのですが、LOMOの説明書を見ると、「オートフォーカスカメラより迅速に対応できるデザインが専門家に高く評価されています」と書かれています。慣れてしまったら、ひょっとしてこっちのほうが便利だったりするのかな!?

ISO感度設定ダイヤルと焦点距離設定レバー

さっそく試し撮りしてきました!と言えないのがフィルムの辛いところですが、チョコチョコといじった感じではシャッター音の原始的な「カチャ」って音がなかなかハマリそうです。あと、Natura Classica と比べると遥かにファインダーが見やすいのが好印象です。これだけ見やすいと覗くのが楽しくなってきます。

これから LOMO を使っていくにあたって、参考になるかなと思って「SNAP!」という雑誌を買ってみました。なかなか内容の充実した本で、これで 980円は買う価値ありかなと思いました♪

SNAP!という雑誌

LOMO には、「10のゴールデンルール」というものがあるらしく、その内容は以下の10カ条です。

 01.どこに行くにも LOMO をつれていこう
 02.昼でも夜でもいつでも撮ろう。
 03.LOMO は人生のジャマじゃなく、人生の一部です。
 04.できるかぎり被写体に接近して撮ろう。
 05.考えるな!
 06.早く!速く!
 07.フレームにどうおさまるかなんて、知ろうとしなくてOK!
 08.何が写ったか、わかんなくてもOK!
 09.オシリの位置からも写してみよう!
 10.ルールなんかないさ!!

う~ん、すごい10か条だ。このルールを守れるかどうか自信がありません(笑)。特に、7番と8番のルールはめちゃくちゃだなぁ(^^;)。とりあえず、立派なロモグラファーになれるように、この10ヶ条を思い出しながら写真を撮ってこようと思います!

ルールを考えずに撮るのみっ!どんな写真ができあがってくるのか楽しみ~。きっと最初はボケボケ写真連発なんだろうなぁ。でも、「ボケ写真も LOMO の味」ってのもよく聞くし、とりあえず写ってさえいれば何でもいいんだろうね(笑)。


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コメント

「10のゴールデンルール」おもしろい!!若干やぶれかぶれな所がいいね(笑)
これを見ると、「よしっ、何でもいいから撮っちゃおう!!」って感じになるね♪
しかもしかも~前の日記見たけど、コロ兄いっぱい写真撮ってたね~
写真始めてから、結構たったんじゃない!?カメラも写真もいっぱいになったね~しかしこれからも知れば知るほど増えていきそうだ…
うちのカメも撮ってほしいのねん^^

> はっぱちゃん

ゴールデンルール、おもしろいよね~。ほんと、このルールにのっとると写真って構図とかどうでもよくて、とにかく自分が撮りたいものを感じるままに撮れってことなんだろうねー。デジカメだとそのルールを実践するのは容易なんだけど、フィルムはフィルム代が絡んでくるから、なかなか思い通りにパシャパシャできないけどね(笑)。

写真をまじめに撮りはじめてからだいたい1年と2ヶ月ぐらいかなー。早かったなぁ。2007年は何の年かを思い出しときがきたら、このブログをみれば「あーそういえば写真ばっかり撮ってたなぁ」って思い出すだろうねっ。カメラはまだまだ欲しいものがたくさんあるから、たぶん増えていくと思うよ♪ はっぱちゃんの家の亀も撮ってあげたいな☆ 亀を毎日撮ってカメライフをおくりたい!

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