映画鑑賞その49「ミリオンダラー・ベイビー」
【ミリオンダラー・ベイビー】
洋画 2004年 ドラマ・スポーツもの
クリント・イーストウッド/ヒラリー・スワンク/モーガン・フリーマン 他
ボクシング・ジムを経営する一人暮らしの老人フランキー。その彼のもとに、貧困家庭出身で三十過ぎまで我流でボクシングを学んだ女性マギーが現われる。「女にボクシングはさせない。」とマギーをつっぱねたフランキーも次第にその熱意にほだされ、女子プロ・ボクシングの世界にのめり込んでいくが…。
2004年度アカデミー作品賞の「ミリオンダラー・ベイビー」を借りてきました。主演女優のヒラリー・スワンクは「ボーイズ・ドント・クライ」に続き、2度目のオスカーを受賞。すごいね、この若さで2度目の受賞は。この映画では、女性ボクサー役を演じており、リングで打ち合うシーンは「ロッキー」と同じぐらいしょぼかったのですが、それ以外は、そこそこサマになっていました。
前半部は「希望」、後半部は「絶望」という感じで、その対比が妙にはっきりと分かれている印象を受けました。イーストウッド、モーガン・フリーマン、ヒラリー・スワンクの演技が光っていました。映像のトーンが暗く、ストーリー内容も重いので、あまりオススメできる作品ではありませんが、作品としての深みは感じました。クライマックスは、泣けます。