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スポーツのこと。フィギュアスケート、サッカーのこと。

神が愛した男

ついにワールドカップが終わってしまった。
なんだろう…ポカーンと胸に穴が空いたようなこの感覚は…。
なんとなく、寂しい…。

フランスが負けてしまった事はとても残念だ。でも、それ以上にジダンが途中退場してしまった事がもっと残念でならない。あの頭突きの反則に対して、スポーツ精神にのっとっていないから汚いだとか、そんなことを言うつもりは全くない。むしろ、あの天才にして頭に血が上りやすい弱点は、人間らしさを感じて逆に好感がもてる。

普段は冷静沈着な司令塔も、切れるときは切れる、ということなのだろう。それがワールドカップの決勝戦という舞台であれ、彼の引退試合であろうとも…。今日の決勝戦、ジダンのプレーは随所に光っていた。彼のテクニックを見ているだけで楽しかった。最後の最後までジダンを見ていたかった。いい決勝戦だと思っていた矢先、あの頭突きは放たれた。VTRを何度も繰り返し再生していると、あれは笑うしかない。だが、ジダンにとっては笑えない事態が起きたのだからそれはそれでしょうがないと思うし、ありのままの現実を受け入れるしかないのだろう。

最後まで、ジダンがピッチ上に立っていてくれさえいたらこんなに寂しい気持ちになる事もなかったと思う。もしかしたら、フィーゴとジダンのユニフォーム交換のような感動的な場面だってみれたかもしれない。表彰式にすら姿を見せなかった、いや、見せられなかったジダンの胸中を察するとなんとも悲しい気持ちになるのだ。あの頭突きがあったからといって、ジダンがサッカー史上に残る最も偉大な選手であることになんら変わりはないとわかってはいるが、あまりにも悲しすぎる幕切れだった。願わくば、もう一度、あのピッチ上でジダンのプレーが見たい。子供のような純真無垢な笑顔が見たい。

ということで、映画の紹介でぇす♪

7月15日公開のジダンのドキュメンタリー映画「ZIDANE 神が愛した男」。

うぉ~超見たい☆
もうかなり不完全燃焼だから見に行っちゃおうかなぁ~。
場所限定だから1番近くても有楽町までいかなきゃいけないのかぁ。
でも見たいよぅ(><)

http://www.zidane.jp/


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