～つじあやのちゃん、デジカメ、サッカー、フィギュアスケート、パソコン、リラックマ、映画、ライブ、その他いろいろな日記～

ついに、4強が出揃った。

さほど強くないと侮っていたフランスが、ジダンの輝きによって、全く別のチームのように変わっていた。フランスはこんなに強かったのか。

試合前、ブラジルを応援するつもりだった。しかし、蓋を開けてみればフランス攻勢の試合展開。そして、あのジダンの華麗なプレイを見せ付けられたらフランスを応援するしかなかった。

ブラジルが負けてしまったのは残念だが、日本戦以外でこんなにひとつひとつのプレイに一喜一憂し、胸があつくなった試合は今大会始めてだ。終始、心臓を高鳴らせてくれた。いつもだらだら試合をしていたロナウドの本気を見る事もできた。王国の反撃は凄まじかったが、それを防ぎきったフランスにも拍手を贈りたい。

ロナウジーニョのための大会と言われたドイツ大会、彼の良さが全く引き出されないまま、ブラジルはドイツを去る事になってしまった。オールスター軍団が、常に勝てるほどサッカーは甘くなかった。

そして、ブラジルvsフランス戦の前に行われたイングランドvsポルトガル。0対0のまま延長戦に突入。最後はPK戦でポルトガルがBEST4の切符を手に入れた。

ベッカム贔屓なので、イングランドが負けを喫してしまったことは非常に悔しいが、得点の入らない試合でもこんなに面白い試合ができるんだということを証明した両チームに感謝したい。後半序盤で怪我のため、会場を後にしたベッカムが、試合後にうっすらと目に浮かべた涙がとても悲しくみえた…。キーパーの精神力の差がこの試合の勝敗を分けたか…。

クリスティアーノ・ロナウド、前の試合で怪我のため途中退場してベンチで涙を浮かべていたが、今日の試合、出場できて本当によかったなと思った。もしかしたら、もう出場できないと思っていたから。今日のＣ・ロナウドの突破は相変わらず切れていた。後は、得点するのみ。得点を決めた後の斜め４５度への咆哮を見て、俄然、彼が好きになった。

昨日、行われたドイツvsアルゼンチン戦。この１戦も壮絶な戦いだった。クローゼとバラックが好きなのでドイツを応援していた。クローゼが放った同点ゴールに思わずガッツポーズした。クローゼならきっとやってくれる、そう思っていた。あとは、バラックのゴールだけだ。

イタリアvsウクライナ。はっきりいって、これは消化試合のようなものだと最初から予想がついていた。その前の１６強、スイスvsウクライナで、勝つべきはずのスイスがＰＫ戦で敗れてしまったのだから。ウクライナはいいところを見せられず、イタリアに３−０の惨敗。スイスｖｓイタリアならもっと面白い試合がみれたはず。見所は、トッティのみに終わった。ある意味、ガットゥーゾも見ていて面白かった。

世界最高のストライカーといわれているウクライナのシェフチェンコ。アナウンサーがそう連呼するものだから、シェフチェンコを注意してみていたが、どこが世界最高なのかと思った。本当のシェフチェンコを僕が知らないだけなのか、それとも、あのレベルで世界最高のストライカーと呼ばれてしまうのか。疑問だった。

これで、ワールドカップ４強が出揃った。

正直、どこが優勝してもおかしくない。

フランスvsポルトガル、ドイツvsイタリア。個人的には、ドイツかフランスに優勝してもらいたい。だが、こんなに楽しみなカードがみれるなら、本音はどこが優勝しても構わない。最高のパフォーマンスを発揮できたチームが優勝する。

準決勝。決戦は、７月４日、ドイツvsイタリア戦からキックオフ。

勝利の笛を鳴らせるのは果たしたどこの国か。