ドラマ鑑賞「白線流し 十九の春」
「白線流し 十九の春」を見ました。
白線流しをしたあの感動の卒業式から1年経った19の春…ついに彼らが帰ってきた(自分の中では1日しか経っていないが…)。ドラマも感動したけどスペシャルもいいね。時間的な制約でひとりひとり細かく描写することはできていなかったけれども、それでも良くできていたと思いました。相変わらず泣けます!
1年しか経っていないので特に顔が変わったという印象はない。酒井美紀は相変わらず小学生ばりの童顔(笑うとかわいい)、ちょっとロンゲ(死語?)になった長瀬智也、優等生から一転してワイルドな風貌になった柏原崇、看護婦になったけれどもまだまだ幼さの残る京野ことみ、微妙に大人っぽくなった馬渕英里何、いちばんチャラチャラしていた中村竜が警察官になり頼りになる存在に、そして元々綺麗だった遊井亮子はさらに磨きをかけ、完全に大人の女と化していた。ちょっとインリン入っててかわいいです
(*・・*)ポッ
それぞれの道を歩き出した彼らは、久々の同窓会で再会するも、なんとなくギクシャクした関係。高校卒業すると急に変わる人多いよね。久々に会ったら「誰?」みたいな…。園子(酒井)は、早稲田の学生として東京で一人暮らしをはじめる。大学内で旧友に会い、オールラウンドサークルに誘われるがサークル内の軽いノリについていけず戸惑う(わかるわかる)。まどか(京野)と慎二(中村)はいつの間にか別れており、まどかは医者(袴田)と浮気…がーん。甘えん坊で寂しがりやのまどかにきっと遠距離恋愛はむいていなかったんだろう。優介(柏原)と茅乃(遊井)は京都で同棲するも、別れてしまう。優介は大学で麻雀ばかり、あげくの果て留年。そんな優介が茅乃は嫌いだったんだろう。でも、やっぱりまだ好きあってるんだね。ふー7人もいると説明するのかったるいな…。
ということで、はしょってしまって、物語はクライマックス。「勇気のない自分」から卒業したかった園子は優介に背中を押され、北海道にいる渉に会いにいくことを決意する。園子が走り行く姿を後ろから手カメラ(?)で撮影する優介のシーンがなんかほほえましかった。園子は、傷害事件を起こし意気消沈しているはずの渉を励ましに行ったはずが、結局なにもできない自分に対して渉の前で弱さを見せてしまい、泣き崩れてしまう。そんな園子を渉がほうっておくわけもなく園子は逆に渉に励まされてしまう。でも、この2人にはこんな励まし、励まされの関係がとてもよく似合っている。渉にとって園子の顔が見られただけでも最大限の励ましになっていたのだろう。
さて、次は「白線流し 二十歳の風」を見よっと♪