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音楽
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音楽のこと。

月夜の晩のトトロになりたくて

となりのトットロ~ トットロ~ トットロ~ トットロ~♪

月夜の晩に~ オカリナ吹いてる~♪

オカリナ買っちゃいました!!(笑)

オカリナ

CANON EOS KISS DIGITAL X + SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG

今までなにかしらの楽器をマスターするべく、ギターを買い、キーボードを買い、ウクレレを買い・・・それでも弾けるようになった楽器はなにひとつなく、ウクレレのごく簡単なコード弾きができるようになったのみ。

こんなことではいかん!なにかひとつ自慢できるような楽器をもたねばっ!そう思って思いついたのが、トトロが月夜の晩に吹いていたオカリナ!あんなに小さくてかわいらしい楽器ならどこでも吹けるし、どこにでも気軽に持ちだせる!

よし、これからはオカリナの時代だ!トトロになるんだ!!

そう思った日からオカリナ探しの日々が始まりました。ネットでオカリナを探していると、オカリナには種類がたくさんあることがわかりました。でも、初めて買うものなのでどんなオカリナを買ったらいいのかよくわからない・・・そんなあなたのためにこれからオカリナ購入前講座を開設していきます!(え!?買わないって?笑)。

まず、オカリナには調に合わせて 「C調(ド)」、「F調(ファ)」、「G調(ソ)」 の3つのタイプがあります。C管というのは、オカリナの大きな穴をすべて指でふさいだときに出る音が「C(ド)」という意味です。F管は全て押さえた時の音が「ファ」、G管は「ソ」の音がでます。

さらに音階に合わせて「ソプラノ」「アルト」「バス」の3種類に分けられ、ソプラノが最も高音域で、バスが最も低音域の音がでます。以上のことから、オカリナは 「アルトC」「アルトF」「アルトG」「ソプラノC」「ソプラノF」「ソプラノG」「バス」の7種類の中から自分の好みのオカリナを選ぶことになります。オカリナは音域が狭いため、曲に合わせてオカリナを変えることもあるのでオカリナを吹く人は複数のタイプのオカリナを持っていることがほとんどです。カメラで例えると、用途に合わせてレンズ交換するようなものです。

一般的に初心者は、「アルトC」や「ソプラノC」が適しています。その理由として、楽譜などの教材が C調を基本に書かれているからです。ソプラノは、アルトよりも音域が1オクターブ高く、もっともオカリナらしい音がでます。

楽器の大きさでいえば、ソプラノCはサイズがもっとも小さく、アルトCはサイズが大きい方です(メーカーごとに多少の違いはあります)。手の大きな方はソプラノCは小さくて押さえずらいと感じるかもしれないし、アルトCは手の小さな方には少し大きいと感じることもあるかもしれません。僕も手はそんなに大きいほうではありませんが、アルトCぐらいなら問題なく全ての穴に指が届きます。

そして、ソプラノF はソプラノCとアルトCの中間ぐらいの大きさで、もっともオカリナらしい音色がでるといわれています。音の高低でいうと、ソプラノCがもっとも高音域で、次にソプラノG→ソプラノF→アルトC→アルトG→アルトF→バスCの順に音が低くなっていきます。音が低くなるにつれて、サイズも比例して大きくなっていきます。

なお、音色に関しては各メーカーごとに特徴があるのでどのオカリナが1番良い音がでるという基準はなく、あくまでも自分が好みの音色がでるオカリナを選ぶのが最も適した選び方といえます。

次に、どんなメーカーのオカリナがあるのかを説明します。

まず、オカリナで有名なメーカーといえば、ナイトとアケタ、ティアーモがあります。多く流通しているオカリナなので、近くの楽器屋さんに行けば在庫としておいてある可能性が高いです。初心者用のものは、4,000円~10,000円以内で買えます。ちょっと良いものを買おうと思ったら2万~3万円。それ以上のものとなるとピンきりで10万円を超えるものもあります。普通は高いものほど質のよい楽器になっていきますが、高けりゃいいってものでもないと思うのでまずは自分にあったもの、気に入ったものを選ぶようにしましょう(←専門家気取りで説明してますが、全くのド素人なので話半分に聴いてくださいね・・・笑)

上記であげたメーカー以外にも、カンターレ・オカリナ、ソルジェンテ、ヤマハオカリナ、リエート(加藤オカリナ)、早川オカリナ、ヒーリング・オカリナ、岡崎オカリナなどがあります。オカリナは、奏者が自作して販売しているものも多く、ひとつひとつ手作りによって丁寧に作られています。

そのため、人気モデルは在庫として店においてあることはほとんどなく、予約注文が入ってから作るパターンが多いので、買う前に実物を触ったり、見たりすることはほとんど不可能です。特に地方に住んでいる方にとってはなおさらです。その場合は、各オカリナ工房のホームページなどを見て、どんな音色がでるのか、どんな種類のものがあるのか自分で調べていく必要があります。

因みに、人気のあるソルジェンテのオカリナは通常のもので 3ヶ月待ち、工房が調律して選りすぐった「優シリーズ」に関しては半年待ちと言われました。最初は、ソルジェンテが欲しかったのですが、半年後に届いてもオカリナにすでに興味がなくなってそうな気がしたのでとりあえず諦めました。ソルジェンテの「優シリーズ」は2万6000円、通常のやつで2万3000円だそうです。やや高めだけどいつか欲しいな♪

次に欲しいと思ったのが、茨城県笠間市で生まれたカンターレ・オカリナ。笠間は陶磁器の産地として有名なところで、今年もツツジを撮りに笠間のほうへでかけてきました。カンターレ・オカリナは、店に直接の来店で2週間待ち、電話等の予約注文で1ヶ月待ちといわれました。このぐらいなら待てないこともないのですが、初心者用として 2Gや3F を勧めていて、C調の 4C は初心者には高音域を出すのが難しいとのことだったので、C調が欲しかった僕はとりあえず断念。ステップアップできたら是非とも注文してみたいオカリナです。値段もリーズナブルです。

アケタは、かなり有名なオカリナですが、オカリナの色が選べないのがいけてないところ。注文して希望の色のオカリナが自分の手元に届くのかどうかはすべて運次第です。個人的に、デザインもあまり好みではなかったので今回は却下。アケタには、通常のシリーズと工房が調律して選りすぐった「R」シリーズのラインナップを用意しています。

ナイトオカリナでは、「プロヴァンス」というオカリナが欲しかったのですが、いざ楽器屋さんに買いにいってみるとすでにモデルチェンジされて「スタンダード」というモデルが標準タイプのオカリナになっていました。デザイン的にプロヴァンスが欲しかった僕はナイトオカリナは消去しました。プロヴァンスがなくなってしまったのは、どうも作り手さんが変わってしまったらしいです。ナイトオカリナには、ナイト最高峰のオカリナ「フィオレット」がありますが3万ぐらいするので初心者にはちょっと高い気がします。

ティアーモは、安い価格帯のものから最高峰モデルの黒陶モデルまで用意しています。黒陶モデルは2万円ぐらいから買うことができます。デザイン的にもシンプルな感じで好感の持てるオカリナです。

ヒーリング・オカリナは、黒っぽい貝殻のようなデザインで好みの感じだったのですが、銀座の山野楽器のお姉ちゃん曰く、高音が少し出しづらいとのことだったので今回は却下。

そして、僕が購入した加藤オカリナのリエート(上写真)。特別、このオカリナが欲しかったわけではないのですが ヤマハ銀座に行ったときに詳しく説明してくれたお姉ちゃんがオススメしてくれて、ちょっと高いけど今すぐに手に入るオカリナが欲しかったのでリエートに決めてしまいました。ヤマハでは、ヤマハオカリナと加藤オカリナは常に在庫としてもつようにしているそうなので、予約待ちでしばらく手元に届かないということはなさそうです。因みに、ヤマハオカリナというのは実はアケタ製で、穴の配置がアケタのものとは若干異なっています。

ヤマハ銀座のお姉ちゃんが言うには、「ここにあるアケタのものを買っても良いのですが、きっと上達したらもっと上のクラスのオカリナが欲しくなると思います。その点、リエートは音色が安定していて高音もだしやすくてとても吹きやすいと思います」とのことでした。オカリナを実演して吹いてくれましたが、なんとなくリエートのほうが音が良いような気がしました…(笑)。感覚的なものでしかないのですが、音の印象としては良かったので リエートのアルトC を購入。リエートのアルトCは、他のメーカーのアルトCよりもサイズが若干、大きくて持ちやすそうでした。

その他にも、トトロオカリナなどもあるみたいですが、現在は販売されていないようです。

以上、簡単にですが有名なオカリナについて説明してみました。

あなたが欲しいと思えるオカリナは見つかりましたか?(笑)

オカリナは、アンサンブルでさらに綺麗な音色がでる楽器です。みんなでオカリナを練習してオカリーナ・カルテットを結成しましょう!(笑)。

というわけで、あと3人、募集中どぇす(^^;)。
あ、因みに僕はまだドレミファソラシドもろくに吹けていません(笑)。

それでは、ここまで読んでくれてどうもありがとう!!
上手に吹けるようになったら随時、報告していきます♪

以下にオカリナメーカーのリンクを貼っておきますので興味を持たれた方は参考にしてください。


■アケタ
http://www.aketa.org/

■ナイト
http://www.ocarina.co.jp/

■ティアーモ
http://www.10holes.com/ocarina/tiamo.htm

■カンターレ・オカリナ
http://www.geocities.jp/cantare_ocarina/

■ソルジェンテ
http://homepage1.nifty.com/MUKS/sorgente/index.html

■ヤマハオカリナ
http://www.yamahamusic.jp/shibuya-s/instrument/index.php?mode=detail&id=1596

■リエート(加藤オカリナ)
http://www.yamahamusic.jp/shibuya-s/instrument/index.php?mode=detail&id=1597

■ヒーリング・オカリナ
http://www.10holes.com/ocarina/f-heal.htm


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