～つじあやのちゃん、デジカメ、サッカー、フィギュアスケート、パソコン、リラックマ、映画、ライブ、その他いろいろな日記～

ついに、UPS（無停電電源装置）を買いました。

まず最初に、「UPSとは、なんぞや？」という方のために簡単に説明すると、UPSはパソコンやネットワーク機器などを停電や電力障害から守る装置のことで、電気の供給が途絶えた時に予備電源として電力を供給してくれるためのものです。僕の用途では、常時稼動している自宅のサーバーマシンを停電による瞬断から守るために購入しました。

毎年、夏が近づいてくる度に「今年こそはUPSを導入しよう」と思いながらも、夏が過ぎ去ってしまうとめったなことでは停電に遭遇しなくなるので、UPSの必要性を感じなくなってしまうんですよね。また、UPSは消耗品であることも、何年もの間、買うのをためらっていた理由のひとつです。

しかし、今月に入ってからすでに2回もの停電が発生し、Linuxサーバーやその他のネットワーク機器の強制ダウンを余儀なくされてしまいました。1回目は、雷雨によって。2回目は原因不明の停電によって。2回目の停電では、MySQL のデータベースがクラッシュして、復旧させるのにかなり手間取ってしまいました。

個人的には、Linuxは Windowsよりも強制シャットダウンに弱く、システムに障害が発生しやすいと感じています。2年前にも停電による強制シャットダウンによって、OSそのものが起動しなくなり、やむなくOSを再インストールせざるをえませんでした。あの時も、「こんな面倒な思いをするぐらいなら、UPSを買おう！」と思ったものですが、時期が過ぎてしまえばやはり購入意欲がどんどん薄れていくんですよね…（笑）。

ですが、つい最近の天気予報を見ていたら、「今年は猛暑にはならず雷雨が多くなるでしょう」と予報していたのを聞いて、今年こそは買わなければならん！と思い、ついに購入することにしたのです。それに、UPSがあることで停電を気にせずに旅行に行くことができるので、精神衛生上にも好ましいと思います♪

今回、購入したUPSは、UPSメーカーとしては最も有名な APC社製のものを購入しました。オムロンのUPSも捨て難かったのですが、電源管理ソフトが Debian で使える確証がなかったので今回は見送りました。APC社製のUPSでは、apcupsd という比較的、広く使われているフリーソフトが利用する事ができます。APCにするかオムロンにするか迷ったあげく、最終的には電源管理ソフトが使えるAPCを選びました。電源管理ソフトがあると、UPSの残りのバッテリー容量が少なくなった時にサーバーの自動シャットダウンを行ってくれるので、大変便利です。

ふ～。これで、ぐっすり寝れる。そして、停電を恐れずに出かけることができる☆

UPSの充電には、16時間かかるので現在は充電中です☆
気が向いたら、後に本製品の使い勝手などを報告したいと思います。あ、因みにこのUPS、すごく重いです。重量7．4KGもあります。とてもじゃないけど、片手では持てません…。ま、普段持ち歩くものではないので、がっしりと安定していて返って良いのかもしれません。