EOS Kiss Digital X（17）／ツバキ（椿) [乙女椿]
今日のお花は、ツバキ（椿）です。
気付いた方もいるかもしれませんが、ツバキは以前にも こちらの記事で紹介しています。驚くべき事に、ツバキの種類は数百種類にも及び、そのひとつひとつにしっかりと名前が付けられています。
また、花びらの枚数によってその咲き方の呼び名が異なり、5～6枚の「一重咲き」の基本形をはじめとして、8枚以上の「八重咲き」や雄しべが完全に弁化した「千重咲き」（ちえざき？）などがあり、さらにそこから細分化されて「獅子咲き」「牡丹咲き」「唐子咲き」などように数十種類もの咲き方の呼び名があります。
僕のような素人がツバキの種類全てを把握するのは到底、無理な話です。そんな中で唯一名前のわかった特徴のある「乙女椿」というお花を紹介します。
乙女椿はピンク色のお花で、8枚以上の花びらがあります。そして、雄しべが花びらに隠れて完全に見えなくなってしまっているので「千重咲き」にあたります。花びらをぺらぺらと１枚１枚かきわけて中を覗いてみると雄しべが見えてきます。この乙女椿は、和菓子でもよく見られる形なのでとても美味しそうに見えます（笑）。以下の乙女椿は、銀座の大通りを横に入った路地裏で見つけました。
ツバキは、遠くから綺麗に見えても近くに寄ってみると2～3枚枯れていたり、虫に食われていたりして、完全な状態でのツバキを見つけられることはめったにありません。以下の赤い椿は、柏の葉公園で見つけたツバキです。種類はわかりませんが、形からしてツバキだと思います（＾＾；）。花びらが8枚以上あり、雄しべが見えているので「八重咲き」にあたるのでしょうか。
これは家から車で5分ぐらいのところにある小学校のすぐ近くに咲いていました。ツバキに限った事ではありませんが、日当たりの悪いところでは花びらや葉の状態が悪い事が多く、太陽の光がよく当たる日なたでは綺麗に咲いていることが多いです。ツバキの花言葉は、「控えめな美しさ」「素晴らしい魅力」です。
