～つじあやのちゃん、デジカメ、サッカー、フィギュアスケート、パソコン、リラックマ、映画、ライブ、その他いろいろな日記～

フィギュアスケート　アイスショー、Theater On Ice 2006 に行ってきました！場所は、有明コロシアム。このアイスショーは、4日の13時30分と18時30分、そして5日の13時30からの全3公演あって、僕は4日の18時30開演の公演に行ってきました。ニチレイアセロラpresents なので、会場に到着すると先着6000名様無料でアセロラドリンクを配っていました♪わーい。

有明コロシアムは、行く前からネットで外観を調べていったのですが、なんとなく小さいような気がしていました。実際行ってみると、外側から見た時はかなり大きく見えたのですが、場内に入ってみるとかなり狭い…(￣□||||。

　「こ、こんな狭いリンクでイナバウアーができるわけがない！！」

と、不安がよぎりました。そういや、特設リンクとか書いてあったような気がします…。イメージ的には、武道館内を想像するとわかりすいです。観客席は、急勾配になっていてあまり良い席番ではなかったにも関わらず、どこに座っていてもはっきり見えるような感じだったのは良かったです♪

グッズ売り場には、前回行った全日本選手権と同じような商品がズラリと並んでいました。とりあえず、グッズに興味はないと言いながらチラっと覗いてしまう癖が…。そして、覗いてしまったら最後。財布が勝手に…。売り場には、3月8日発売の新書館のワールド・フィギュアスケート22巻（しーちゃん表紙！）が発売されていて、微妙になびいてしまいましたが、「この本はいつでも買える！」と思ったので、いつでも買えない公式パンフレット購入～♪パンフレットって今度は絶対に買うもんかと心に誓っていても、現物を見てしまうとつい買ってしまう…う～ん、謎だ（笑）。こんなの絶対に2000円しないよなぁ～と思いながら、パンフレットを触ってみると…むむ！？

　「表紙がふさふさしてて気持ちがいい！！」

すご～く肌触りがよくて、なんだか得した気分になりました（←単純だ）。

席に着いて、いよいよショーが始まります。意味のわからない戦争（？）の物語が、K-1とかプライドのナレーター風に流れてきます。そして、紹介のような形で1人づつリンクに登場してきました。何人か知らないスケータがいました。その紹介が終わると一番最初に登場してきたのは、小学５年生のノービスB選手権優勝の日野龍樹君。知らない～（笑）。小学5年生にして2種類の3回転ジャンプが飛べるそうな。実際に見ていて、確かに飛んではいたけど、すごくぎこちないジャンプでした。別に面白いとは思いませんでしたが、ああいう子を見て、未来のスケータが育っていくのであればこういうショーもありなのかなと思いました。それに、彼はスピンがすごく上手でした。体が小さいせいか、スピンの回転が超高速！村主さんの高速スピンなんて比べものにならないぐらいでした！

さて、このペースでひとりひとり解説してると疲れてしまうので、端折っていきます（笑）。3番目か4番目あたりに登場したスルヤ・ボナリー！そう、あの偉大なるスケーター、佐藤有香ちゃんと98年幕張の世界選手権で争って肌の色の違いで優勝をさらわれたとささやかれ、泣きながら表彰台に上がることを拒否し、そのISU に対する怒りからか、長野五輪では反則覚悟でバックフリップを演じて見せ、実はその時の解説者が佐藤有香ちゃんだったという有香ちゃんの天敵とも言えるボナリーですね！（←何故か説明的ｗ）。今日もやってくれました、バックフリップ！最初は前宙だったかな、次に側転3連打、最後にバックフリップ！いぇい！鮮やかに決まっていました。縦回転をやらせたらやっぱり彼女は凄いと思いました！

えっと次は…既に記憶が薄れかかってる（笑）。とりあえず、順不同で説明していこう。マリナ・アニシナ＆グェンダル・ペーゼラ！ソルトレーク、アイスダンスの金メダリストです！キング牧師のフリー「I Have a Dream」の逆リフト（女性が男性を持ち上げるリフト）を思い出しますね。勿論、初めて生で見ましたが、アニシナが超綺麗～＆セクシー！はっきりと顔までは見えませんでしたが、セクシーボディにうっとりしてしまいした☆一番歓声があがった所はやっぱり逆リフトでした。ショールのような小道具を使ったプログラムで、そのショールで女性をくるくる回したり、男性に巻きつけたり面白かったです♪

ここまで見てくるとやっぱり気になってくるのが、リンクの狭さ！！絶対に満足できない！！だって、トップスピードに入るころには既に曲がらなければならないという状況！だから、選手たちも心なしかスピードをセーブしているように見えました。スピードだしたら壁に衝突しちゃうしね（笑）。一応、みんな上手にやっていましたけど、あの狭さではジャンプのタイミングも難しそうに見えました。

第2部からは、日本初お目見えのショースケーター、イリーナ・グレゴリアン。個人的に今日のヒットはこの人でした。フラフープを自在に扱いながら滑るのですが、フラフープを回しながらジャンプしたり、10個ぐらいのフラフープを体全体で回したり、それが幾重にも重なってスプリングのように見えて…鮮やかでした！もう例えようがないですね！説明できないほどの凄さでした。今日のテレビで放送してくれないかな…。

そして、いよいよ美姫ティ！生で見ると意外と細い（笑）。しかし、ミキティ…不運なことこの上ありません。前走のイリーナさんの曲芸フラフープを見た後では、なにもかもが見劣りします…（爆）。あれ～ミキティの演技って実はつまらない！？と思ってしまいました。きっとそう思ったのは僕だけじゃないはず…。　いやいや、あえてフォローをいれるならきっと順番が悪かったんだよ！イリーナさんの後に滑るスケーターはミキティに限らずみんなかわいそう！！それでも、元気いっぱいに滑る美姫ティが見れてよかったです。

もう一組のショースケーター、ウラジミール・ベセディン＆アレクセイ・ポーリシュクも凄かったぁ～。2人とも男性で、プログラムの名前は「瀕死の白鳥」。場内は爆笑の渦でした。笑わせるだけじゃなくて、アクロバティックな演技が本当に凄いんです。ペアの演技をもっと究極にしたような危険な技が盛り込まれていました。あれは生粋のフィギュアスケーターでは絶対にできないはず！元々、アクロバットの世界チャンピョンらしく、その活躍の場を氷上に移したそう。誰にも真似のできない技ってのはああいうことをいうんだろうなぁ～と思いました。

次、エフゲニー・プルシェンコ！金メダリストです！前回の全日本選手権では、ヤグディン見れたし、これでロシアの最強2人が見れたことになるので嬉しい！うるうる…プルの神業ステップが見れてよかったぁ。でも、プルって選曲がいつもあまり良くないと思うのは気のせいなのかな…今日はトスカだったけど、プルのあのこざかしいステップならもっとアップテンポで軽快な曲のほうが活きてくると思うんだけどね。

高橋大輔君。う～ん、遠目から見ても、高橋君はかっこいい。セクシーオーラもちゃんと出ていました。首を振りまわす演技もかっこいいね。今日は、ジャンプも次々と決めていたので調子がよさそうな感じでした。

トトニアニナ＆マリニン。ぺアの金メダリストです。全てがパーフェクトでした。安心して見れました。が、演技に華があるかといえばそうではないような気もしました。プロに行けばまた変わるんだろうけどね。

そして、最後のスケーターは当然、荒川しーちゃんです！この前の全日本の時も歓声が凄かったけど、今回はもっと凄い(*ﾟOﾟ)ﾉ！！！もう始まる前からウルウルきてました（笑）。プログラムは、トリノのエキシと同じ、「You　Raise Me Up」。もう他の人とは格が違いました！なんなの！？あの滑らかさは…！何人ものスケータが滑った後でのしーちゃんの最後の演技なので、他の人との比較がしやすいんです。それで実感したのは、やっぱりしーちゃんが1番綺麗！！優雅！そして、イナバウアー号泣！(＞Ｏ＜)！！もうどんな褒め言葉も霞んでしまうぐらい素晴らしい演技でした。リンクが狭いからいつものしーちゃんのエキシのイナバウアーと比べると滑走距離が短くて、トップスピードにも乗りきれていなかったような気もするけど、それでもみんなイナバウアー見たさに来てる訳だから場内はみんな驚いてました。結局、あれが見れれば、みんな満足なんだよね！僕も満足です！

最後は、喫茶店？バー？のような雰囲気でスケート会場にテーブルが用意されて､そこにスケーター達が座ってひとりづつ（一組づつ）順番に滑ってくれました。全員、黒系の衣装を着ていました。プルは、観客席に割って入っていって、一番前の女性をぎゅ～っと抱きしめていました。さすが、女好きのプル。男性の視点からは別に羨ましくないけど、あれと同じことをサーシャにやってもらったらかなり嬉しいと思うので、あの女性はきっと昇天しそうなぐらい嬉しかったんだろうなと思います。そもそもSS席とるぐらいのファンだしね（笑）。

アイスショーも終わり、家に帰ったのが23時頃。ふとテレビをつけてみると、福留さんのニュース番組で、しーちゃんが生放送で出演していました！！しかも、髪型も変わって茶髪になってる！な、なんという早業…。今日だけでも公演を2回もやっているはずなのにタフだなー。しかも、日に日に綺麗になっていくような…。

最後に、感想を省略してしまった本田くん、西野さん、ペトレンコさん、渡辺＆木戸さん、グルシナ＆ゴンチャロフさん、ごめんなさい！（笑）。出演者のみなさん、楽しい時間をありがとうございました～！！

因みに、すぐりんは、前日にウィルス性胃腸炎にかかってしまったらしく、出場辞退してしまいました。残念…(>_<;)。世界選手権までには治して欲しいけど、完治するまで時間もかかるだろうし、村主さん欠場となったら今年の世界選手権のメンツは厳しくなりそうな予感。中野友加里ちゃん、美姫ティは決定としても、他は、恩田さんか、浅田舞ちゃん…のどちらか。ふ、不安だなぁ。サーシャにしろ、すぐりんにしろ、世界チャンピョンを狙うならここしかないはずなんだけどね。

出演者は、以下の通り。
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日野龍樹（全日本ノービスB　1位）
西野友毬（全日本ノービスA　2位）

荒川静香（トリノオリンピック　金メダリスト）
安藤美姫（トリノオリンピック　15位）
スルヤ・ボナリー（リレハンメルオリンピック　4位）
イリーナ・グレゴリアン（アメリカンオープン　1位）

高橋大輔（トリノオリンピック　8位）
エフゲニー・プルシェンコ（トリノオリンピック　金メダリスト）
本田武史（ソルトレークオリンピック　4位）
ヴィクトール・ペトレンコ（アルベールビルオリンピック　金メダリスト）

渡辺心＆木戸章之（トリノオリンピック　15位）
エレーナ・グルシナ＆ルスラン・ゴンチャロフ（トリノオリンピック　銅メダリスト）
マリナ・アニシナ＆グェンダル・ペーゼラ（ソルトレークオリンピック　金メダリスト）

タチアナ・トトミアニナ＆マキシム・マリニン（トリノオリンピック　金メダリスト）
ウラジミール・ベセディン＆アレクセイ・ポーリシュク（世界プロ選手権1位）