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テレビドラマ
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テレビドラマのこと。

Zガンダム鑑賞

TSUTAYAが半額クーポンをやっているので、ZガンダムのTV放映版DVDを借りてきました。初代ガンダムとZZガンダムは何回も見たのだけれど、Zガンダムに関しては1回ぐらいしか見たことがなく、しかも何十年も前に見たものなので突然見てみたくなった。映画も放映していることだし。1~13巻まであり、今日で一応全て見終わった。宮崎アニメなんかと比べると、動きは滑らかではなく明らかにカクカクなのだけれども(時代が時代だしこんなもんか)、ストーリーが面白いから文句無しに惹きつけられていく。

ガンダムは小さい頃から大好きだったが、最近はめっきり冷め気味だった(SEEDとかSEED DESTINYとかは見ていない)。いま、ガンダムをまじめに見ても感動できるのかどうか物凄く不安だった。大人になったら大して面白くないアニメとか漫画とか言うのは意外と多いものだ。でも、Zガンダムはそんな不安を見事に吹き飛ばしてくれた。もしかしたらガンダムの中では一番ドラマチックで感動できるとシリーズいっても過言ではないような気がする。でも、それもすべてガンダムの歴史が深く、非常に練られた脚本があるからに他ならない。全ては初代ガンダムがあったからこそ、Zガンダムは最高に面白いのである。考えてみても、Zガンダムほどの豪華キャストが登場するアニメは他のガンダムシリーズにあるだろうか。カミーユ、ブライト、シャア(クワトロ)、セイラ、フラウ、アムロ、ハヤト、カイ、カツ、ファ、エマ、レコア、フォウ、シロッコ、ハマーン、ミネバなどなど。ガンダム時代に登場したキャラクターとZガンダムで新たに登場するキャラクターがいい感じに融合しており、まるで違和感を感じさせない。そして、Zガンダムに登場するキャラクターはZZガンダムへと引き継がれていく。ガンダムは奥の深いドラマである事をいまさらながらに気づかされる。

Zガンダム、最終回、最後どうなるかはわかっていたけれど、やっぱり泣ける…。ファが泣かせてくれるのだ。精神崩壊をきたしたカミーユを見るたびになんともいえない気持ちになる。Zガンダムのテーマはとても深く、重すぎる。うまく表現できないが、単純に子供向けのアニメと言い切れない何かがある。TV初放映から十数年の時を経たZガンダム、もしくは、初代ガンダムが今も尚、絶大な支持を得ているのは、非常によく練られた脚本があってこそであろう。Zガンダムはむしろ、子供に本当に理解できるのだろうかという疑問を抱きたくなるほどの複雑さすらあるのだ。だが、RX-78ガンダムを生み出した富野監督は「Zガンダムは嫌いだ」とメディアで発言しているのもまた滑稽なものだ。

映画版も急に見てみたくなったので、今度行ってみようかと思う。ガクトが歌を歌っているというのはなんか気に食わないけど。どうせなら森口博子の曲を主題化にした方がよかったのではないだろうか。それとも挿入歌としてかかるのかな…。


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