禁煙54時間目「タバコの有害性について本気出して考えてみた」
特に理由はない。ふと禁煙をしてみようかと思った。何も突然思い始めたことではない。いつかは禁煙したいと常々思っていた。それは、タバコが自分にとってあまり良くない事の方が多いと判断したからである。勿論、そんなことは前々から承知だったが、敢えて気づかないフリをしていたような気がする。そこで、身近なところからタバコの有害性について列挙してみた。
タバコを吸っていると…
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■肺に良くない。
■胃(腸?)に良くない
■死亡率が高くなる
■心筋梗塞にかかりやすくなる
■ゲリを誘発させる(メンソール系だけか?)
■歯が黄色くなる
■朝起きたとき、タンがたまっている
■朝起きたとき、口臭がひどい(ここ1年ぐらいずっと)
■肌質が衰えてきたような気がする
■毎日運動しているのに体力がUPしない
■寝るとき、布団にしみついたタバコの匂いが気持ち悪い
■部屋の換気扇の音がうるさい
■部屋の壁が黄色くなる
■パソコンパーツが壊れやすい(特にDVDドライヴ)
■会社でタバコを吸わないと効率が悪くなる(いらつき)
■(彼女がいる場合に)キスを嫌がられる
■お金がかかる
■時間がもったいない
■服にタバコの匂いがしみつく
■体にタバコの匂いがしみつく(自分で自分のタバコの匂いに気づく)
■食後や寝起きに吸えないとイライラする
■駅の喫煙所(ホームの端)まで歩かなくてはならない
■「タバコなんてやめたほうが良い」と言われることが多い
■歩きタバコが悪い事と知りながらついやってしまう
■東京都内で喫煙することが罪のように感じる事が多い
■非喫煙者に迷惑をかける
■非喫煙者に気をつかわなきゃいけなくなる
とまぁ、自分の身の回りで確認してみてもこれだけの害がある。他にも子供への影響などもあるが、目下自分には子供はいないので関係ない。
逆に、タバコを吸っていることのメリットを考えてみよう。
タバコを吸っていると…
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■リラックスできる、落ち着く、ホッとする
■飲み会で一人で寂しく飲んでいても吸っていれば問題ない。
■ヤニ友ができる(喫煙所で友達が作りやすい)
と、まぁ、有益なことはこのぐらいだ。そもそもタバコなんてものはニコチンに依存しているわけだ。ニコチンは体内への吸収力が速く、ちょっと吸っただけでもすぐに依存症になる。子供がタバコを誤飲して、急性ニコチン中毒で死亡するのもそのためだ。タバコを常飲すると、ニコチン無しの生活が考えられなくなっていく。食後の一服、風呂上りの一服などが快感になっていく。もはや麻薬状態だ。完全な肉体的中毒にかかっているのである。
だが、よくよく考えてみると自分がタバコを吸い始めたのは20歳~21歳の頃。つまり、20年間近くはタバコなしでも生きることができたわけだ。ニコチンに頼らなくても生きてこれたんだ。なら、これからもそれができるんじゃないだろうか。実は、常々禁煙しようと考えていながら、タバコを吸い始めてから6~7年間、1日足りとも吸わなかった日はないのである。毎日毎日吸い続けた。それがどうだ。そんな自分がなんと禁煙54時間目に突入しようとしているではないか。これは私にとって奇跡に近いことのように思える。今まで1日吸わないことすら耐えられなかったのだから。今後、自分がタバコをやめられるかどうかはわからない。禁煙54時間目とはいえ、今ですら吸いたくて吸いたくてしょうがないのである。だが、強い意志さえもてばこのままやめられるような気がしてならない。
果たして何日タバコを吸わずに耐えられるのか、検証していきたいと思う。