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デジタルカメラ
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Serenar 50mm F1.8 I


CANON EOS KISS DIGITAL X + SIGMA MACRO 50mmF2.8 EX DG

レンジファインダー用の中古レンズを買ってきました。
CANON製の Serenar 50mm F1.8 I (初期型) です!
1951年に発売され、近代光学史にその名を残した銘玉レンズです!

1951年といえばっ・・・!

(wikipedia で検索中…笑)

そう!日米安全保障条約が締結した年なのです!
ついでにいえば、第1回NHK紅白歌合戦が放送されました。

う~ん、歴史を感じるのだ。

発売当時の価格、26,000円!1950年代当時のお金の価値が現在の10分の1相当だったと計算しても、当時の価格で26万円。戦後復興もしていない中、このレンズは多くのカメラ愛好家の憧れのレンズであったことでしょう・・・(←たぶんw)。

そんな高価なレンズが、57年の時を経て僕の手に渡る日がくるなんて、いったい誰が想像したことでしょう!!しかも、諭吉1枚で(笑)!!

このレンズ、お年寄りの割には外観はかなり綺麗なんです。光学系にもスリ傷なども見られず、絞り値やヘリコイドもスムーズに回転します。レンズ内にわずかにチリの混入が2~3箇所ありますが、57年前のレンズとは思えないぐらい美品です。

57年の間に何人のオーナーの手に渡って僕の手元に届いたのかはわかりませんが、とても大切に扱われてきたレンズであることが伝わってきます。僕が生きていない頃から時代を写し撮ってきたレンズ。その眼は、僕の眼よりもはるかに多くのイメージを焼き付けてきたことでしょう。

SERENAR(セレナー)とは、セレンには澄んだという意味があり、月面にある海の名前に由来しています。やがて、社名とレンズ名の名前が異なってややこしいとかそんなような理由から、Serenar と冠した名前のレンズは消えていくことになるのです。

連日連夜、暗いニュースが流れる毎日。せめて、セレナーの明るいレンズで明るい写真を撮っていこうじゃないか。まだまだ退役はさせません!いつか僕がこのレンズを誰かに受け渡す日がくるときまで、このレンズと一緒に時代を共有していきたいと思います♪

因みに このレンズ、上写真を見ていただけるとわかるのですが、レンズのコーティング自体が青くなっているのがわかります。決して、ライティングで青くしたわけではありません。このコーティングがどのような効果をもたらしてくれるのかはまだわかりませんが、なんとなく味のある写真を撮ってくれそうな気配を感じます☆

よぉし、このレンズでこれからも写真を撮っていくぞぉ~!


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コメント

キレイ・・・すごくキレイ~~。
ピカピカですね。
イイな~(笑)

エレクトロはレンズ付けかえれないもんなぁ。

まぁ付けかえれたところで、まだまだワタシの知識が追いついてないので、
どうしようもないんですけどね(汗)

> くずはさん

えへへー、ピカピカでしょ~☆
超古そうなカメラと一緒においてあったんだけど、カメラのほうは速攻で売り切れていました。やばい、このレンズも早いうちに買わないと誰かに買われてしまう!と危機感を抱いて、買ってきました☆

このレンズ、重い上に、最短撮影距離が1.25mもあるんですよ。最新のレンズに比べれば、ちょっと不便なところも多いレンズですが、とりあえずしばらく使ってみて、自分に合うレンズかどうかを探ってみる必要がありそうですね。それほど気に入らなければ、オークションとかで買ったときと同じような値段で売れると思うので☆

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