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デジタルカメラ
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デジタルカメラのこと。
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BESSA と歩いた島巡りひとり旅

旅で撮ったフィルム

行き当たりばったり無計画プチ旅行に行ってきました♪

手荷物はクレカ2枚と郵貯カード。Tシャツ1枚にシーンズ姿。

ケータイも持たずにあてもなく家をでました。

自分探し?

いや、そんなかっこいいものじゃないな。

どちらかといえば、現実逃避(笑)。

海の見える場所を求めてぶらぶらと放浪してきました。

前から薄々と感じていたこと。

それは山よりも海のほうが大好きだということ。

海を眺めているだけで自然と心が安らぐ。

だからお金で時間を買うことはありえない。

どこまでも果てしなく続く水平線。

眼下に広がる大きな水溜りの不思議に思いを馳せながら

波を枕にして長い鈍行の旅。

1分間に18回。

それは寄せては返す波の周期の回数。

人の1分間あたりの呼吸回数もまた18回。

左右に揺れる波の周期が人間の呼吸とよく似ている。

人は昔、海だったのかもしれない。

海を眺めているとそう思わずにはいられない。

BESSA R3A

旅は新宿にあるカメラ屋さん、マップカメラを基点にして始まりました。

なにせ、なにも持たずにでてきてしまったのだから

カメラすら持っていないわけで…(笑)。

旅の愛機に選んだのは、フォクトレンダーのBESSA R3A。

一眼レフカメラではありません。

それはレンジファインダーと呼ばれるカメラ。

一眼レフのほうが便利だけど、一眼レフよりも優れているところもある。

なにより、レンジファインダーはスナップ向きのカメラ。

余計なことを考えずに気楽に旅を楽しめる。

装着するレンズは40mm単焦点1本。

レンズ交換の手間が発生する広角や望遠はいらない。

あれこれ持たず、ときには潔さも大切なのだ。

 

最終的に訪れた場所は、湯河原、佐渡島、八丈島、三宅島。

佐渡と八丈島は湯川潮音ちゃんの影響(笑)。

この行程を計画的に実行するのは簡単なことだけれど

思いつくままに行き先を決め、効率よく周るにはそれなりにハードに動く必要がありました。

もっとも面倒だった作業はチケット取りや旅館取りに必要な電話番号を調べること。

そして、そこから公衆電話を探すことでした。

予約が完了したら次は時計を探さなければいけませんでした。

ケータイや時計のある生活に慣れてしまうとこういった基本的なことすら面倒に感じてしまう。

それでも誰からの干渉も受けず、時間を気にせず旅をするためには

ケータイは必要なかったのだ。

 

今回は島を3島ほど巡りました。

島には大自然が迎えてくれる以外には特に遊ぶような娯楽施設はなにもない。

島民にそのことを話すと次のような答えが返ってくる。

「確かにこの島には何もないし、とても不便だ」。

でも、その後に目を輝かせながら続けて発する言葉がある。

「それでも自然が残るこの島が好き」。

自分の島の素晴らしさ・美しさを語っているときの表情はまるで無邪気な子供のよう。

反発しようものなら倍返しにされて説き伏されそうな勢いで語る彼らを見ていると

便利な街で育った住民には欠けがちな、ふるさとに対する愛着心を強く感じたのでした。

うん、そりゃそうだろう。

都会では見られない満天の空に輝く無数の星たちを眺めたとき

僕は心の中で静かにうなづいた。

 

今回の旅行でいろいろとありましたが、とても充実した旅を送ることができました。

僕はすっかりヤモリ恐怖症になりました(笑)。

旅先で出会ったかわいい子ちゃんの写真もパシャパシャ♪

機会があったらまた島を巡ってみたいな☆

今回の旅で撮った写真はフィルム14本分。

近いうちに旅行記という形で公開できればいいなと考えています。

現像して思い出す1週間の出来事。

もう忘れかけていた思い出の1枚がフラッシュバックする。

これだからフィルムはやめられない。


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