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デジタルカメラ
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オカリナ4本目 + 5本目/POPOLO SG + POPOLO SC

POPOLO SG + POPOLO SC

EOS KISS DIGITAL X/TAMRON SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(Model 272E)

オカリナ、4本目、5本目を買っちゃいました!
購入したのは、POPOLO のソプラノG管(SG)とソプラノC管(SC)、あとひとつおまけで POPOPLO のミニオカリナC管を買いました。

これで、リエートの AC管、SF管、カンターレの1C(ピッコロ)と合わせてオカリナが5本になりました。
わーいわーい!

といっても、コレクションのつもりで集めているわけではありません(笑)。僕がバッグの中に常にいれているお気に入りのオカリナがリエートのSF管なのですが、第2のお気に入りオカリナが欲しくなったのでオカリナを探し始めました。

1番最初に購入した リエートのアルトC管(AC)は、音はしっかりしているし、大きな音もでるし、それなりに気にいってはいるのですが、やはりその大きさと重さゆえに常にバッグに入れて持ち歩きたいものではありません。今では録音するときぐらいにしか吹かなくなってしまいました(笑)。といっても、1番値段の高かったものなのでたまには吹いてあげています♪

で、常に持ち歩きたいオカリナとして購入したのがカンターレの1C だったわけですが、これが僕にとっては結構、ハズレでした(笑)。別にカンターレが良くないといってるわけではありませんので誤解なきようにお願いします。単に僕とは相性が合わなかっただけだと思います。

何が合わなかったかを簡単に指摘すると、まずは低音の「ラ」の位置。これは、リエートの「ラ」の位置とは異なる位置にあります。普段は毎日のようにリエートを使っているので、突然カンターレに持ち替えると、「ラ」の音を押さえるべきはずの指が穴もなにもないところを押さえにいってしまうのです(笑)。慣れの問題かなぁと最初は思っていましたが、こればかりは慣れることはないと思います。特に、自分のお気に入りのオカリナがリエートである以上は、決してカンターレに慣れることはないでしょう。カンターレに慣れるためには、リエートを捨ててカンターレで一式揃えるしかありません。

それとカンターレ1Cの低音の「シ」と「ラ」の音が、少しの息を入れただけですぐに音がつぶれてしまいます。勿論、息を優しく吹けばきちんと音はなります。しかし、野外などでカンターレ1Cを使った場合は、「シ」と「ラ」の音はかなり小さい音になってしまうので観客席まで音を響かせるどころか、10m先にいる人にすら音を聴かせることができないと思います。

これは、カンターレ1C の吹き口の形状をみればすぐにわかるのですが、息をいれるための吹き口がとても狭くなっています。ミニオカリナなどでよく採用されている吹き口と同じです。ティアーモの合奏モデルもこのタイプの吹き口です。

カンターレは、1C に限らず他の調のオカリナでも1C同様に狭い吹き口で作られています。これは、あまり強い息を必要とせずとも簡単に音がでるように設計されているので、息の弱い方や女性などに重宝されています。

ですが、吹き口が狭いオカリナだと低音の「シ」と「ラ」を押さえたときに強い息を入れると風の逃げ場がなくなるので、「カスー!カスー!」みたいな感じで音もつぶれやすくなる傾向があります。カンターレ1C は、高音が綺麗にでてくれるのでこの点だけが惜しいなぁと思うのですが…。

僕は低音の「シ」と「ラ」を使う曲をよく吹いているので、やはり「シ」と「ラ」が自分の思うとおりに綺麗に吹けないのではあんまり使う気が起きなかったので、買ってから1週間ほどで次第に使わなくなっていきました(笑)。電話注文で購入したのですが、個体差なども当然あると思うので、しっかりと試奏させてもらってから買えばよかったなぁとちょっと後悔…。

で、オカリナのラインナップとしてはお気に入りのソプラノC管は絶対に手にいれておきたいので、ここはやっぱり、リエートのソプラノC管でしょ!と思って山野楽器に3本ほど用意してもらって試奏させていただいたのですが、どれも個体差があってその3本の中ではイマイチしっくりときませんでした。

音が気にいったものは小指の穴の配置がちょっと押さえづらかったり、穴の配置は良いんだけど音の抜けが悪いものなど、なにかひとつ弱点があるみたいで購入したい衝動には駆られませんでした。あと5本ぐらい用意してもらえばその中に絶対に気に入るものがあるはずなのですが…。

そんなわけで、リエートのSC管は「納得のいく管がなかったので…」ということで買いませんでした。

そして再び、オカリナを探し始めたのですが、今までに得た教訓から以下のポイントに絞ってオカリナを探し始めました。

 1.低音の「ラ」の位置がリエートと同じ位置であること。
 2.吹き口の形状が大きいこと(強い息が入れられる)。
 3.オカリナの右側(「ド」のある方)の余った部分が長くなっていること。
 4.デザイン重視ではなく、持ちやすさ、吹きやすさ重視の形状であること。


いろいろと探した結果、この条件を満たしたオカリナに POPOPLO というオカリナを発見しました。POPOPLO は以前に山野楽器の店員さんにも教えていただいたオカリナなのですが、店頭には置いていなくて試奏ができなかったのでそのまま詳しく調べもしなかったオカリナです。

で、簡単に調べてみるとどうやら茨城県の桜川市真壁町で生まれた楽器であるということがわかりました。桜川市の真壁といえば、まさに筑波山のふもとにある町。筑波山を撮りに何度か足を運んだこともあります。あんなにのどかで綺麗な場所で生まれたオカリナならきっと素晴らしいものであるに違いない!と勝手に思い込み、即TELして伺いたい旨を伝えたところ、どうやら店舗はなく工房のみがあるらしいのですが、試奏してからの購入もOKということだったので直接、工房に伺ってきました☆

ミニオカリナ工房には、最高級モデルのコンチェルトシリーズのソプラノC管、アルトC管、ソプラノF管が用意されていて、他の管も吹いてみたいとお願いしてみたところ、快くたくさん持ってきてくれてすごく親切に対応していただきました♪ 特にどの管が欲しいと決めて行ったわけではないので、いろいろと試奏させてもらってからその中からお気に入りのものを選ぶことができたのはすごく良かったです。最終的に約3時間近くも試奏させてもらった後、POPOLOのSG管とSC管、ミニオカリナのC管を購入しました。

長い時間、試奏させてもらったばかりではなく、製作者直々に POPOLO の上手な吹き方(構え方や息の強さなど)や一般的なオカリナの吹き方、姿勢などについても簡単に教えていただいて、ちょっとだけレベルアップした気がします☆ この2ヶ月間、完全に我流で吹いてきたので他人が吹いているところを見させてもらうことで学ぶべき点もたくさんありました。

POPOLO の特徴としては、息が強く入れられるということ!製作者さんも説明してくれましたが、根底の考え方として楽器としての迫力は失いたくないということで、息を強く吹き込めるように作っているそうです。いままで数本のオカリナを吹いてきて、その考えには大いに賛同してしまいました♪

例えば、僕がお気に入りの リエートのSFはそんなに息を強く吹き込まなくても音が簡単になってくれるのが魅力的な点ですが、その分、高音部で息を「速く」「強く」いれると実音が出る前に一瞬だけ「ピッ」という音が鳴ってしまいます。通常は、この音を出さないように息の強さをコントロールして吹くことになりますが、これはつまり、大きな音をだせる限界点でもあるわけです。

POPOLOは、この限界点がなく、息を強く吹くことで正確なピッチの音が出るように作られているために野外など大きな音で演奏したい状況では POPOLO のほうがその用途に適したオカリナであるといえます。リエートのSFも、反響効果の高い室内レベルなら十分に綺麗な音で聴こえますがちょっと広い場所や、がやがやした場所で音を大きくして演奏したい場合はつらいことがあるかもしれません。

なお、補足ですがリエートのアルトC管は息を強くいれられるように作られています。

POPOLO の音色は、ぽわ~んとしたとても温かみのある音色がします。リエートもどちらかといえば温かみがあって、しっとりとした音色がでるのですが、POPOLOはリエートよりもさらに明るいイメージの音色がでている気がします。この明るさは、ティアーモの音色にも通じるところがあるかもしれません(←ティアーモの現物をもっていないので正確な比較ではありませんが)。例えるなら、リエートはしっとりとした雨の日が、POPOLO はカラッと晴れた快晴の日が似合うような気がします。

運指については、個々の手の大きさ、指の長さにも依るので参考にはなりませんが、POPOLO は運指も押さえやすいと思います。オカリナに指を添えると自然と穴の位置におさまる感じです。カンターレ1C は小さくてかわいらしいのですが、POPOLO のソプラノC管よりさらに小さいので万人にとって押さえやすいものではないと思います。POPOLOのソプラノC管は、横の長さに、ある程度の幅を持たせることで押さえやすさを重視した作りになっています。これなら、ほとんどの人にとって押さえやすいのではないでしょうか。

以上、長々と説明してきましたが今回、購入した POPOLOオカリナは、試奏させてもらった上で納得済みで購入したので、きっとお気に入りのオカリナになってくれると思います♪ 息を強くいれるオカリナなので、ジムで腹筋も鍛えなければっ!!

それでは、ここまで読んでくれてありがとう~☆
最後に、全所有オカリナの大きさ比較の写真を載せておきます♪ 上から、ソルジェンテ・ミニオカ、POPOLO・ミニオカ、カンターレ1C、POPOLO SC管、POPOLO SG管、リエートSF管、リエートAC管です。

所有オカリナ


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