購入!!「トイカメラ/Vivitar Ultra Wide&Slim」
ちょっと前から気になっていたトイカメラを買っちゃいました♪
今までずっとデジカメを買ってきましたが、今度はフィルムカメラです。
時代に逆行している気がしますが、カメラを楽しむものとして、フィルムカメラを知らずしてカメラを語る資格はない!と勝手に判断し、購入を決意(笑)。でも、かといってフィルム一眼レフを買うほどの勇気はない。フィルム代やら現像代やらでコストがかかりすぎ!と、なんだかんだ言い訳をつけてすぐに辞めちゃいそうな気がするから。
そこで思い出したのが、トイカメラの存在。名前だけは知っていたけど、どんなカメラなのかは全く知りませんでした。さっそく調べてみると、な、なんと1000円から1万円以内のお手頃価格で買えることが判明~☆ これなら気軽にフィルムの世界に入り込めるっ!と思い、以下の Vivitar Ultra Wide&Slim を即買いしちゃいました♪ 3780円でした。
重さは75g です。あまりに軽すぎて、吹っ飛んでいっちゃいそうです(笑)。ボディはプラスッティックなので、踏んづけたら間違いなく割れますね(^^;)。
(買った後に気づいたんだけど、グリップ部の色が黒いやつも売ってるんだね・・・黒い方のが好みなんですけど・・・ちっ、早まった・・・笑)。
さて、まずはここで「トイカメラってなんぞや?」って方のために簡単にトイカメラの特徴について説明しておきます。
トイカメラは、基本的にはプラスティックボディーでできていて、レンズもプラスチックレンズが採用されています。デジカメや一眼レフなどに採用されているガラスレンズとは異なり、くっきりはっきりしたような写真は撮れない代わりに、全体的にぼんやりとした感じの写真が撮れます。中心部はシャープに写り、周辺部に向かうにつれて徐々に画像が流れたような描写になります。
また、トイカメラの多くはレトロ風な写真が撮れます。さらにフィルムにこだわってみると、濃厚な発色で、色彩豊かな写真を撮ることができます。
そして、トイカメラ最大の特徴といえるものが、「トンネルエフェクト」です。僕は、このトンネルエフェクトが味わいたくて、トイカメラを買ったといっても過言じゃありませんっ!
トンネルエフェクトとは、周辺光量が落ちて、写真の四隅が暗くなり、トンネルの穴から覗いているような描写ができる画像効果のことです。別の呼び方では、「ケラレ」と呼ばれるもので、カメラにおいて欠陥とも言われるものですが、それをあえて味のあるものとしてポジティブに考えた効果なのです。
覚えている方は覚えているかもしれませんが、僕は以前まではこの周辺光量落ちが大嫌いでした。この周辺光量落ちをカバーするために、わざわざフォトショップで周辺光量を明るく編集したりもしていました(詳しくは、筑波山に行った時の日記を参照)。
しかし、flickr で公開されている Vivitar Ultra Wide&Slim で撮った素晴らしい写真の数々を見ていたら、僕もトンネルエフェクトを試さずにはいられなくなりました・・・。
そんなこんなで、じゃぁ次にどんなトイカメラを買おうかなってことでピックアップしたのが以下の3つ。いずれも有名なメーカーのトイカメラです。特にHOLGA と LOMO に関しては、知らない人はいない!ってぐらい有名なトイカメラだそうです(←僕は知りませんでしたがw)。
・HOLGA120シリーズ
・LOMO LC-A+
・Vivitar Ultra Wide&Slim
とりあえず1番有名そうなHOLGA でも買おうかなと最初は思っていたのですが、どうやらHOLGAのトイカメラは120フィルム(ブローニーフィルム、中版フィルムとも呼ばれます)を採用しているらしく、残念ながらこのフィルムはどこの写真屋さんでも気軽に GETできるものではないらしいのです。実際に、近くのカメラのきむらに見に行きましたが、案の定、35mmフィルムしか置いていませんでした・・・。
フィルムを買うのにわざわざ遠くの写真屋さんに買いに行ったり、通販で取り寄せるのも面倒なので、HOLGAはとりあえず却下・・・。因みに、HOLGAのカメラには、 「35mmホルダー」というオプションが別売りであり、このホルダーを使うと 35mmフィルムが使えるのですが、残念ながらトンネルエフェクトの効果はほとんどといって目立たなくなるそうです。 つまり、トンネルエフェクトを味わうには、プロも使っている120フィルムを使わなければならないのです。トンネルエフェクトができなければ、HOLGAにする意味はないので却下・・・と・・・思って調べてたらその最中にショックなことを発見(笑)。
2007年11月末にHOLGA35mmフィルム版がでるぢゃん!!!!
もう~早く教えてよ~(笑)。この日記を書かなければ知ることのなかった事実が発覚して、かなりしょんぼり・・・(^^;) このHOLGAの 35mmフィルム版で、ちゃんとトンネルエフェクトが味わえれば買いだな・・・。
さっ、気を取り直して次の説明にいきます…。2番目のLOMO LC-A+ は、ボディが頑丈なスチールと耐衝撃性のプラスチックで作られていてかなり惹かれているのですが、価格が 3万円以上するので初めてのトイカメラにしてはちょっと高いかな・・・と思って辞めました。
で、最終的にVivitar Ultra Wide&Slim に決定したわけですが、このカメラのすごいところは 広角 22mm が味わえるという点っ!デジタル一眼レフで広角22mmを味わおうとしたら最低でも5万円以上ださなければならないのに、このVivitar Ultra Wide&Slim なら 3780円で広角22mmを楽しむことができるのですっ!わーいわーい♪
ということで、さっそく35mmフィルムを2本ほど買ってきました。使い勝手の高い常用のネガフィルム「Superia Venus 400」(ISO400) とリバーサルフィルムの 「Velvia 100」(ISO100) を買ってきました♪両方とも、500円以上したのでちょっとお高い・・・。
カメラのきむらでは、ほとんどフジフイルムのフィルムしか置いていませんでした。Kodak からも「SUPER GOLD 400」というフィルムがひとつだけあったのですが、5本パックで720円という、あまりの安さに不安になってやめました(笑)。店員がいうには、「Kodakは元々安いんですよね~」ということでしたが、う~ん、ほんとにそうなのかな・・・(^^;)。ま、とりあえず最初は試してみるだけなので5本パックもいらないんですけどね。まずは、単体買いして、いろいろなフィルムを試してみようと思います☆
上のフィルムは、27枚撮りなので、Web上に公開に至るまでにはちょっと先になってしまうかもしれないですが、期待しないで待っていてくださいっ!
てか、それより問題なのはフィルム写真をどうやってパソコンに取り込むか、だな・・・。フィルムスキャナという手もあるけど、今は持っていないし、買ったとしてもちゃんとしたのは高いらしいし、プリンタ複合機についているような安いフィルムスキャナを買ったとしても綺麗に取り込めないらしいし・・・。
それとも、かなり原始的だけど出来上がった写真をそのままスキャナで取り込む?むぅ、これもスキャナの性能に依存するところが大きいから、綺麗に取り込めるのかどうかかなり疑問・・・。てか、プリント代が高くつくからできれば現像のみで済ませたいのだ・・・。
写真屋さんにフォトCDにして書き込んでもらう?う~ん、それが1番てっとり早そうだけど、あれってだいたい200万画素相当でしかスキャニングしてくれないんじゃなかったっけ?それ以上の画素数で焼いてもらうと値段が高くなっていくし…。
ん?家にラボを作れ?無理無理(笑)。
はて、どれが1番安上がりに済むだろう。
個人的には、安モノ複合機を買って、自分でフィルムスキャンをしたほうが1番安く済みそうな気がします。
こうやって、いろいろ調べていくと、フィルムカメラってやっぱコストがたくさんかかるなぁ~。でも、その分、1枚の写真の重みを実感することができるかもしれない。1枚撮るたびにお金が減っていくと思えば、きっと慎重に撮るようになるよね。
でも、慎重に撮りすぎてシャッターを切ることを恐れてしまったら、それこそ「軽くて」&「気軽に撮れる」トイカメラの利点が半減してしまう気がしないでもない。
とりあえず、いろいろ撮って現像してみて、自分がフィルムカメラにはまるかどうか確かめてみる必要がある。話はそれからだ。
それにしても、カメラの楽しさを教えてくれた Canon PowerShot S3 IS を購入(2006年10月23日)してから約1年が経過しました。カメラに本格的にハマリはじめたのがこの S3 IS からだから、カメラデビュー1年目といってもいいだろう。
1年前の自分は、1年後の自分がトイカメラを買っているだろうことを想像することができただろうか? カメラには、人を虜にするなにかがあるのかもしれない。カメラって楽しいな♪
ふ~。
だんだん書くのに疲れてきて、最後のほうは断定調になってきたけど、気にしないでちょ(笑)。
ちなみに、こんな本も買っちゃいました。「トイカメラ使い方レシピ」です。トイカメラの使い方、歴史、作例、フィルムの種類、FAQなどが詳しく書かれていて、とても参考になりました☆
それでは、ばいちゃっ!
トイカメラがどんな物か…画像見られなかったぁ(涙)パソコンで出直します☆トンネルエフェクトな写真も見てみたぁい♪でもBLOGアップも大変そうだぁね。また楽しみに待っています(^^)トンネルから覗いてるみたいな写真の被写体って…もう記録を残す、とかいうレベルじゃないって事よね。というか、元々カメラが趣味とはそういう事か(笑)私、自分の写真てほとんど無いので、わんこ先生に撮って貰いたいわ♪まだギリギリ20代の間に(笑)でも人を撮る事って少ないよね?BLOGに載せれないだけかな?みーちゃんしか聞いた事ないのだ!それと、近い将来コロ兄がHOLGAの35mmフィルム版を手にしてる姿が見える気がするのは私だけ?(笑)いろんな意味でトイカメラBLOGも楽しみです♪(笑)
投稿者: つぼっち | 2007年10月21日 17:31
> つぼっち
画像見られなかったんだぁ。んとねー、持った感じはかなりチャチイよ(笑)。これ、絶対に3780円もしないだろ!って感じのクオリティです。500円ぐらいでオモチャ屋さんで売ってそう(^^;)トンネルエフェクトは、つぼっちの言うとおりで、もはや記録を残す写真ではなくなってきてるよね(笑)。僕的には、記録を残すならデジカメ、その辺の身近な風景を撮るならトイカメラって感じで使い分けると思うよ~☆
僕も写真は撮るばっかりで自分の写真なんてほとんどないなぁ…。ていうか、写真撮るのは好きだけど、撮られるのはあんま好きじゃないのだ(笑)。つぼっちの写真も30代になる前にたくさん撮ってあげるよ!(笑)。かわいい女の子は大歓迎なのだ☆
言われてみれば人の写真はあんまり撮ってないかもっ。みーちゃんとその甥(1歳)ぐらいかなぁ♪ 他の人を撮ってたとしても公開できないような内輪な写真ばっかりだー。ガッキーみたいなかわいい彼女を作ってガッキーを撮りたい!(笑)。
HOLGAの35mmフィルム版、欲しいんだけどそれ以外にも欲しいものがたくさんあるんだよねぇ。フィルム一眼レフの中古とかも欲しいなぁーとか思うし。。。
投稿者: コロ | 2007年10月22日 00:31
はじめまして。僕もこのビビター22ミリ(ブラックボディー)を買ったので、楽しく読ませて頂きました。
フィルムの取り込みをいかに安く上げるかは、実に難しい問題ですね。カメラ屋でのスキャニングは、300ピクセルくらいなので確かに不安なのですが、一度、ツアイス50㎜で撮った「写真プリントを切り貼りして→スキャニング→拡大プリント(八つ切り)」にしたら、あまりの出来の良さに驚きました。意外なことに、「フィルムスキャン→デジタル合成→プリント」時の劣化のほうが気になりました。合成加工による劣化(能力不足もある)で、画面がヘナヘナになりました。
家庭用スキャナーは、僕は安い複合機なので、透過光を工夫しても悲惨でした。でも、それも味と考えれば面白いものです。
で、最も安いデジタル化として、僕はネガやポジをデジカメで接写するという方法を行っています。貴殿と同じイオス・キスデジです。モニターでしばらく楽しんで、気に入った写真があったら、プリントしてアルバムで保存します。
また、私見ですが、髪の毛(ヘアライン)など、フジのポジでは潰れる状況でも、コダックなら写るというものがあります。コダックはフィルムを縮小したようですが、昔の126だったか127だったかのフィルムを定期的に製造する根性のある会社です。僕は好きですね。でも、フジのほうが鮮やかな発色です。
トイカメラというのは、カメラの値段や構造だけでなく、写真運動としての意味があるようです。
投稿者: 写真空き | 2007年12月03日 19:46
はじめまして、写真空きさん。
コメント、どうもありがとう~ございます!
うんうん、フィルムはコストがかかるのでいかに安く仕上げるかは最重要課題ですね。「写真プリントを切り貼りして→スキャニング→拡大プリント(八つ切り)」は、まだやったことがないので、今度機会があったら僕も試してみようと思います。ネガやポジをデジカメで接写して取り込んでいる方も結構いらっしゃるみたいですねー。これも僕はまだやったことがないんですが、どんな風になるのかとても興味深いので是非試してみたいです!デジカメで正確に写真を撮るのが難しいような気もしますが・・・(笑)。カメラ屋さんでフォトCDにしてもらったことがまだないので、これも是非試しておきたいところですね♪
僕はこのカメラを買った後、COOLSCAN V ED というフィルムスキャナを購入したのですが、今ではネガからこのスキャナで全て取り込んでいます。ピントがあまくなることもなく(←意図的に甘くすることもありますが)、シャープに取り込んでくれるのでとても重宝しています☆ 現像はダイソーの105円現像で現像してもらっているので、フィルム代 + 105円しかかからないので、長い目で見ればなかなかお得です。
フィルムはまだ始めたばかりなので、コダックが好きとかフジが好きとかは明確にいえないのですが、コダックを2本使ってみた印象としてはなかなか良かったです(^^)。これからいろんなフィルムを使っていって自分の好きなフィルムメーカーを見定めていこうと思っています☆
それでは、いろいろとアドバイス、ありがとうございましたっ!
P・S ブラックボディー買ったんですね!いいなぁ。僕もあと一ヶ月買うのを待っていれば…。
投稿者: コロ | 2007年12月03日 21:55