EOS Kiss Digital X(41)/ボタン(牡丹)
今日のお花は、ボタン(牡丹)です。
ボタンは、ボタン科の低木で、耐寒性。原産地は、中国。唐の時代には「花王」とされ、花といえば牡丹のことを指していました。日本には平安時代に空海がもたらしたといわれ、鎌倉時代には品種改良も進められました。牡丹の花言葉は「富貴」「壮麗」です。
ここで紹介する牡丹は、4月29日にみーちゃんと「つくば牡丹園」に行った時に撮影したものです。関東では、4月28日には春の嵐が訪れ、ちょうどその次の日に行ったのでほとんどの牡丹はダメージを受けていました。また、29日の天候が暑かったこともあり、太陽の強い日差しによって牡丹はすっかり元気がなくなっていました…。
以下ではその中でも比較的、状態の良かった牡丹を紹介していきます♪下の写真は、「島錦」と呼ばれる牡丹です。とても鮮やかな牡丹ですね。牡丹にもいろいろな種類があって、それぞれに名前がついていることを今回初めて知りました(^^;)。
これは入り口付近にたくさんあった「島大臣」と呼ばれる牡丹です。島大臣の9割はしおれてしまっていました。唯一、かろうじて状態の良かった島大臣も帰る頃には元気がなくなっていました。牡丹の見頃はおよそ3日間と言われており、明日になればまた新しい牡丹が咲き始めます。
牡丹園では早咲、中咲、遅咲の牡丹を植えてありますので、牡丹の開花期間中に足を運べばいつでも牡丹が楽しめるようになっていますが、全ての種類の牡丹を完全な状態で鑑賞しようと思ったらこまめに牡丹園に足を運ばなければなりません。
「八千代椿」という牡丹です。室内の冷房のかかった場所に咲いていたので状態はかなり良かったです。
シベの部分の拡大写真です。室内でシャッタースピードが稼げない上に、手がプルプルと震えてボケ写真を連発してしまったので、ミニ三脚を使って撮りました。
「春徳望」という牡丹の中心部です。牡丹は、「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という女性の美しさを形容する言葉にも用いられています。因みに、園内では芍薬も植えてありましたが、まだ咲いていませんでした。
「実生」という牡丹です。
手前の白いのが「平成しぼり」という牡丹です。
「長寿楽」という牡丹です。牡丹を 90mmのレンズで撮ろうとすると牡丹があまりにもでかすぎて、ちょっと離れた位置からでないと全体を写す事ができないんですよねー。こういう時、ワーキングディスタンスの短い50mmとか60mmぐらいのマクロレンズ(近距離で撮影できるレンズ)があると便利かも…と思いました。
「芳紀」という牡丹です。この辺りで、通りすがりのおばちゃんと出会い、「みーちゃんは、お花よりかわいいね♪」といわれていました。そして、僕は隣で「うんうん」とうなづいていました(笑)。
園内はそこそこ広くてたくさんの牡丹があったのですが、冒頭でも述べたように8割から9割の牡丹はくたばっていて、とても800円払ってまで見る価値がある牡丹園とは思えませんでした(笑)。花の状態に合わせて、料金も調整するべきだと思うんだけどなー。
牡丹を見にきたのに、モミジの方が綺麗なのはどうなのかなぁーと思いました(^^;)。牡丹は、見頃の期間が他の花と比べて極端に短いので、見頃になったらすぐに見に行かないとダメですね。みんなも機会があれば是非、牡丹を見にいってみてね☆
一枚目の写真も牡丹なんだね!派手だなぁ~w私が思い描いていた牡丹は「実生」ちゃんみたいなヤツです。牡丹にもいろいろなんだね~♪日本人が「白人に生まれたかった」とか「二重瞼になりたい」とか思うのと同じように、花たちも「私は黄色に生まれたかった」とか雌しべの生え方を気にしたりするのかなぁ~(笑)
投稿者: つぼっち | 2007年05月11日 13:22
> つぼっち
僕も、牡丹にはいろんな種類があることを初めて知ったよ~。「実生」ちゃんみたいな牡丹はよく見かけるよね。牡丹は、大きくてずしんと貫禄がある感じでほんとに花の王様って感じだね!どの牡丹も華やかで中国っぽいです。わんこも欧州人に生まれたかったなぁー。前世は絶対に欧州人だったと思う♪
投稿者: コロ | 2007年05月11日 23:46