撮影ツアー@小湊鉄道
EPSON の企画で小湊鉄道の撮影ツアーみたいなのがあったのでなにげなしに応募してみたら、抽選で当たってきたので先週末に行ってきました。
千葉県の五井駅に9時に集合。
プロフォトグラファー1名、小湊鉄道の社員さん1名、EPSON スタッフさん5~6名を含めて、総勢30人近くいたと思います。五井駅からはバスでの移動でした。
基本的に団体の撮影ツアーには全く興味がないのであまり乗り気じゃなかったのですが、参加費無料、お弁当も無料で支給されるとのことだったので、ちょっとしたバスツアー気分で行ってきました。
持っていったカメラは、EPSON R-D1s。EPSON の企画なんだから、EPSON のカメラを持っていかないとねっ!などと考えていたのは残念ながら僕だけだったようでちょっぴり残念です。レンジファインダー仲間がひとりぐらいいるかな?と淡い期待を寄せていたのですが…。レンジファインダーが鉄道写真の撮影に不便なのはわかるけど、せめて EPSON のスタッフぐらいは R-D1s を使って欲しかったと思いました。
パッとみたところ、望遠レンズや高倍率ズームレンズを持ってきている方が多かったように思います。僕は荷物が多くなるのがイヤなので、40mm と 15mm の距離が稼げないレンズしか持っていきませんでした。
今回はちょっと写真の枚数が多いですが、良かったら見ていってください☆
撮影が終わったあとは、五井駅のエプソン会議室に戻ってフォトセミナー&プリント体験がありました。自分で選んだ写真をエプソンの最上位機種のプリンタで印刷できるということなので2枚ほど印刷させていただきました。
モノクロ印刷ではイメージどおりに色がプリント出力されていましたが、カラー印刷のほうは色がくすんでいてイメージどおりには印刷できませんでした。ちゃんとカラーマネージメントされているであろうはずなのに、パソコンで見た色とプリントの出力結果の色が異なっているのがちょっとガックシでした。これでは家の安プリンタで印刷するのとほとんど変わらないんじゃないかなと思いました。
団体の撮影ツアーに参加したのは今回が初めてでしたが、とても貴重な体験をさせていただきました。ちょっとだけ残念だなぁ~と思ったのは、撮影レポのためとはいえ、なんの断りもなしにフラッシュを発光させてパチパチ撮ってくることでした。
最後のほうで、参加者全員に写真掲載NGのひとを聞いて回っていましたが、それは最初にやる作業では?と思ってしまいました。スタッフの仕事とはいえ、初めて会った人に写真パシャパシャ撮られるのは気持ちのよいものではないので、そこは少し改善したほうがいいんじゃないかな~と思いました。
その点を除けば、そこそこ楽しめたので満足です♪
お弁当もそこそこおいしかったしね☆
EPSONさん、どうもありがとうございました!
はじめまして。
最近になって、R-D1に興味を持ち始め、検索でこちらにたどり着きました。
小湊鉄道の撮影ツアーで、その他大勢の望遠レンズ群がどのような写真を撮られたか
知るよしもないですが、Koroさんのこれらの写真が私には一番魅力的だと思います ^^
デジタル写真は目に突き刺さるような描写が多くて、フィルム写真の方が好きだけれど
現像代や手間を考えると、銀塩には戻りたくないです。そこでR-D1なんですね。
新品があるうちに購入を考えているのですが、今後のアフターサービスや
故障具合、オリンパスのデジタル一眼使ってるからCCDへのゴミの問題が心配です。
レンズはSUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 ASPHが目標ですが、
さしあたり、新製品のULTRON 28mm F2で始めたいなんて考えてます。
ライカレンズを持たれてない庶民的なKoroさんのR-D1の使用感を、
このブログで参考にさせていただきたいと思います。
投稿者: mellon | 2008年12月18日 11:31
> mellon さん
はじめまして、mellon さん。
コメントどうもありがとうございます!
写真、褒めていただいて嬉しいです♪
小湊鉄道の撮影ツアーの様子は、エプソンのセレクションブログ(http://proselection.weblogs.jp/)に3回に分けて載っていますので良かったら見てみると良いかもしれないです。みなさん、上手に撮られていましたよ☆
銀塩に戻りたくない気持ち、よぉぉぉ~くわかりますよ(笑)。僕も、9月にR-D1sを買ってからというものの、フィルムで写真を撮ったのは5本にも満たないと思います(^^;)。フィルムの描写は魅力的ですが、手間やお金、スキャンの時間などを考えてしまうと、やっぱりお手軽なデジタルのほうが断然、便利なんですよね。R-D1s は、絵作りが素晴らしくて、他のデジタル一眼レフでは出せない味を持っています。さらに、付属の現像ソフトで自分好みに編集することもできるので、気になっていらっしゃるのなら買って損はないカメラだと僕は思います。ただし、やはり一眼レフに比べてしまうと不便な点もあるので、その不便さを楽しめるかどうかが購入のひとつの判断材料になってくると思います。
僕も R-D1s のサポートはいつまで続くのか、不安に思って1ヶ月ほど前にエプソンに電話して、まだ R-D1s の製造をしているのか問い合わせたところ、まだ製造はしているようです。部品保有期間は、製造が終了してから7年間なので、壊れてしまっても最低でもあと7年間は楽しめるということになりますね。もしも、R-D1s が製造終了から10年後に壊れてしまったら、バカみたいに高いライカM8を買わなければいけなくなってしまうのでリスクはありますね。そのときは僕は、一眼レフに戻りますけどね。だから、あまりレンジファインダー用のレンズは買わないようにしようと心に決めています。R-D1s が壊れたときのショックが大きいですからね。
SUPER WIDE-HELIAR 15mm は、良いレンズだとは思いますが、過度の期待はしないほうが良いかもしれません。その理由は、すでにご存知かもしれませんが、豪快にでる周辺減光です。特に、R-D1s で使用したときの周辺減光はすさまじいです。あまりにも周辺減光するものだから、露出をプラス補正して撮影することもあるぐらいです。輝度差の激しいところでは、空が簡単に白飛びするので、マイナス補正しなければいけない状況もあります。あまりにひどすぎる周辺減光は、付属ソフトで修正することもできますが、やりすぎるとRAWといえども画像が破綻・劣化するので注意が必要です。
ULTRON 28mm F2 は使ったことはありませんが、僕も魅力を感じています。以前に M-Rokkor 28mm F2.8 を買いましたが、何の特徴もない平凡なレンズなのでこれは買って失敗したなと思っています。M-Rokkor 28mm を売って、Ultron 28mm を買おうかなと思っているぐらいです。やっぱり、F値2.8 は平凡すぎて面白くないです。明るいレンズのほうがいざというときにも頼りになるので、Ultron 28mm のほうが満足感は高いんじゃないかなと勝手に推測しています。
それと、Nokton は魅力的なレンズなので、このレンズを1番にオススメしたいですね。
それでは、ちょっと長くなりましたがこの辺で。
mellon さんの撮る写真も素敵なので、じっくり拝見させていただきますね☆
投稿者: コロ | 2008年12月19日 00:32
こんにちは。
サポートとか心配していたことが、クリアーされとても参考になりました。
デジタルで7年も使えれば十分だと思います。ますます、欲しくなってきました。
15mmの問題点も良く理解できました。
でも、上の列車に夕日の写真が素晴らしすぎで、やっぱ欲しいです ^^
Nokton classic 40mm F1.4 がお勧めとのことですが、
35mmF1.4と迷いますね。サイズを我慢すればF1.2も魅力的。
さらにMC/SCの違いもイメージがあまり湧きません。
やはり綺麗に写すのはデジタル一眼に任せて、
R-D1用は、とにかく味のあるレンズが欲しいですよね♪
Koroさんの買われた常連+α価格なら即決ですが、他人がその条件は無理かな?
現在ネット上の最安値でも19万円ぐらいです。D700とほぼ同じなのが辛い(笑)
投稿者: mellon | 2008年12月19日 16:13
> mellon さん
こんばんわ、少しでも参考になれば嬉しいです(^^)。
15mm は、欠点ばかり書いてしまいましたが、良いところもあるので1本は持っていたいレンズですね♪ なにより、これだけ盛大に周辺減光が出るレンズはなかなかないと思うので、工夫次第で素敵な写真が撮れると思います☆ ちなみに、フィルムで使った場合は15mm になりますが、とにかく水平を取るのが難しいです。三脚が必要になってきそうです。
Nokton は、僕は40mmしかもっていないので 35mm に関してはコメントいたしかねますが、40mmに関していえば、とにかくやわらかいボケ具合がすばらしいですね。それと撮りかた次第で、クラシックレンズ特有の渦を巻くような描写をしてくれます(←僕はこの描写が好きです)。特に、モノクロで撮ったときに顕著に現れてくれます。
シングルコーティングは逆光に弱いのですが、それもひとつの味なんだと自分に言い聞かせてあまり気にしないことにしています(笑)。撮る角度次第で、フレアやゴーストの描写も変わってきたりするので、何度か試して、自分が気に入るフレアやゴーストが発生するまで撮り続けるというのもアリですね。マルチコーティングに関しては、使ったことがないのでコメントはできません・・・。
価格に関しては、たぶん、普通のひとが僕の価格で買うのはほとんど無理かなと思われます。というのも、友達に店のポイントをあつめているひとがいて、その人に R-D1s を買ってもらったからです。ポイント分は友達にあげて、僕は現金のみ友達に払ったという形を撮りました。おそらく、新品では安く買えても18万円台後半ぐらいなのかな~と思います。また、R-D1s に限っては中古と新品価格がほとんど変わらないので、中古で買ったほうが損をすることになってしまいそうですね。
最新のデジタル一眼レフが買えてしまう値段を出すのはツライと思いますが、R-D1s は後継機はでないし、いましか楽しめないと考えれば 満足のいく製品だと思います(^^)。D700は数年後には、後継機が出て、もっと良いスペックのものがでているでしょうしね。
悩ましいとは思いますが、じっくりと考えてから購入されることをオススメします☆
投稿者: コロ | 2008年12月19日 17:41
> mellon さん
それともうひとつ補足ですが、R-D1s のデフォルトのファインダーには、40mm 枠はありませんが、35mm 枠で十分に代用できます。ぴったしに収まるとまでは言いませんが、ほとんどの視野をカバーしていると思います。なので、40mmのレンズを買ったとしても、R-D1s に外付けビューファインダーをつけずとも40mmのレンズが使えます☆
投稿者: コロ | 2008年12月19日 18:51
コロさん、さらに詳しい説明ありがとうございます。
大変、参考になりました。
レンズの癖や視野枠のお話しは、
実際に使われている人しか解からないですよね。
外付けファインダーはマニアックで格好は良いけど、実際邪魔だしぃ(笑)
現在オリンパスのシステムで撮影に困っている事はなく、
ただ、あまりの正直な写りが物足りなくて、
R-D1に味わいを求めているだけなので
コロさんの作品を拝見させていただきながら
のんびりじっくりと、購入計画を練りたいと思います。
ますます激化するデジタルカメラの発売サイクルの短期化や
値下げラッシュに飽き飽きしている面もあるんです ^^
投稿者: mellon | 2008年12月20日 08:11
> mellon さん
少しでも参考になっていただければ嬉しいです(^^)。
外付けファインダーは確かに邪魔です(笑)。しかも、外付けビューファインダーではピントは合わせられないので被写界深度の浅いレンズを使う時は、外付けファインダーではちょっとツライものがありますね。Super Wide Heliar 15mm のような被写界深度が深いレンズで使うには、外付けビューファイダーは活躍してくれると思います。
R-D1 の味わいのある写真はほんと魅力的ですね。それと、ひとつ付け加えておくと付属ソフトでRAW編集したりすればさらに魅力的な仕上がりになると思います。僕が公開している写真は、エプソンの現像ソフトでなにかしらの編集を加えていることが多いです。
発売サイクルの短期化はちょっと悲しいですよね。高いお金出して買っても、数年経てばすごく安くなってたりしますしね。なかなか値段の下がらない R-D1s なら数年後でも後悔しないかも!?(笑)
投稿者: コロ | 2008年12月20日 23:25