作品(51)/カタクリに逢いたくて
English Title:I wanna see a dogtooth violet...
タイトル通り、今年こそカタクリを自分の目で確かめたくて筑波山頂まで行ってきました。
家の近くでは、自分が知る限りでは筑波山頂の「かたくりの里」と石岡フラワーパーク、水戸の「かたくりの里」ぐらいでしか咲いていないと思われるので、その中で1番近い筑波山へ行ってきました!
ハイキングコースで1周60分かかるといわれる自然観察路を、3時間かけて汗だくになりながら頑張ってきました(笑)。間違いなく体力が衰えていますね・・・(^^;)
カタクリは、山の傾斜面にたくさん咲いていましたが群生というほど密集しておらず、まばらにパラパラと見かける程度でした。時期的に行くのがやや遅かったせいもあるかもしれません。
なので、今回は一輪のカタクリに焦点を当てて撮影してきました☆ 筑波山では天敵の虫がたくさんいたので恐ろしかったです(笑)。金色のトカゲが目の前を横切ったときはマジ焦った~。蛇がでてこなかったのがせめてもの救い。5月に入ると筑波山でも蛇をみかけるそうな・・・おそろしやー。
カタクリは、早春の3月~4月に下を向いて花を咲かせ、5月末に成熟した種子は地上に落ち、翌年、細い針のような芽を伸ばし、小さな球根に養分をたくわえ、その養分で次の年に芽を出し、このようにして自然の状態で7~8年後に2枚葉をつける親株まで成長し、ようやく花を咲かせます。親株はおよそ1年おきぐらいに花をつけ、20年~30年生きていると言われているそうです。
カタクリの花が身近なところであまり咲いていないのは育てるのに年数を要するからだったんですね(と、今調べて初めて知りました…笑)。
カタクリの花言葉は、「初恋」「寂しさに耐える」です。カタクリは、春先に花をつけ、夏まで葉をつけると、あとは地下で過ごす草花なので、「寂しさに耐える」のほうがお花の生態に適した花言葉かもしれませんね♪ とってもかわいくて綺麗な花なのでみんなも探してみてね!