夢は広がる LANDISKのLinux Box 化(その2)
そろそろ下準備ができてきたので、HDL-250U(以後、LANDISKと呼ぶ)を解体していくことにしました。解体の理由は、不足の事態に備えてOS(debian)のバックアップをしておくためです(Linuxは操作ミスが命取りとなります…)。今後の手順としては、以下のとおり。
?LANDISKを工場出荷状態にする
?LANDISKの筐体を開け、250GB のHDDを取り出す
?取り出した250GBHDD を自作パソコンに装着
?セカンダリマスター用のIDEケーブルを購入(既に購入済み)
?余っているHDDを自作パソコンに装着
(この時、自作パソコンには3台のHDDを装着した状態になり、1台はFedora Core がインストールされたHDD、もう1台はLANDISKの250GBHDD、最後の1台はバックアップ用の空のHDDを用意する)
?バックアップを行い、バックアップ用のHDDでOSのテスト起動。
と、ここまででとりあえず第1段階の終了とします。現在は?番まで終了しており、?番にとりかかっている最中です。
LANDISKの筐体を分解するには、まずトップパネルとボトムパネルを取り除くのだが、これは本体背面にある小さな丸い穴を先の細いもので押しながら上に持ち上げなければ、とれないようになっています。そんな小さな穴を入れる道具が都合よくあるわけはなかったのでホームセンターへ行って0.9mm の精密ドライバ(丸型)を1本購入してきました。最初はグリグリ押しても全然とれなかったけれど、コツをつかむととても簡単にパネルをとれるようになります。
後はネジを緩めて箱からHDDを取り出すだけですが、もの凄く苦戦したのがこの10本のネジ。たかがネジ、されどネジ。ネジをなめていると痛い目にあいます。LANDISKのネジは物凄く固くてフルパワーを入れてもまるでびくともしませんでした。しまいには、段々とネジがナメてきて全然回らなくなってしまいました・・・。8本のネジのうち、5本は完全にナメた状態になりました。途方にくれた私はネットで「ナメたネジの回し方」や「ネジ 回し方 コツ」などとして検索して調べていたところ、ネジは8割の力で下向きに力を加え、2割の力で右に回転させるのが上手にネジを緩られる方法だと書いてありました。そうです、ボクみたいに2:8=(下に押す力):(回転させる力)の割合でいくら頑張ってもネジにナメられるだけです。もうじき28歳になるというのに初めてネジの正しい回し方を知りました。だって、パソコンを組み立てるレベルのネジではここまで強烈に固いネジには出会ったことがなかったし。
因みに最後の2本はLANDISK背面にありますが、このネジは結構小さいので精密ドライバ(プラス)でないと回せません。私の場合は、たまたま細いマイナスドライバがあったのでそれを代用しましたが、これも相当のパワーを必要とします。下手するとネジが壊れます。余計な力を加えすぎないように慎重に回していくのがポイントです。
結論として、LANDISK のネジ回しは女の子にはきっとキツイのではないかと思います。私ですらフルパワーを要したのですから。また、単に力をいれれば回せるものではないのである程度のコツはつかんでおく必要があるでしょう。因みに、ネジが完全にナメてしまった場合は、滑り止め(金粉)やアロンアルファを使ったり、ナメたネジを回すための先のとがった専用のプラスドライバを使ったり、あるいはインパクトドライバ、電動ドリルといった最終手段もあるようです。でも、精密機械にあまり乱暴なことはしたくはないのできちんとドライバを使いこなせるようになりたいですね^^;
それではこの辺で次回に譲らせて頂きます。
----------現在までの総費用----------
IDEケーブル:900円
精密ドライバ:140円