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作品(35)/夕日がきれいな街 @ 渡良瀬橋

All Photo by Canon EOS 7s/EF24-85mm F3.5-4.5 USM/Kodak EliteChrome Extra Color100
English Title:The city where a beautiful sunset sink

夕日がきれいな街

(推奨BGM:森高千里「渡良瀬橋」 or 松浦亜弥「渡良瀬橋」)

渡良瀬橋で見る夕日を~ あなたはとても好きだったわ~♪
きれいなとこで育ったね~ ここに住みたいと言った~♪

・・・

言わずとしれた、森高千里の名曲「渡良瀬橋」だ。今の10代の若い方は、あややのカバーバージョンの方がイメージが強いかもしれない。アレンジは、あややバージョンのほうがピアノの旋律が美しく洗練されているが、森高千里バージョンは時代を反映したような古くさいアレンジで構成され、聴けば自然と懐かしさを覚えるだろう。

(曲を知らない方、もしくは忘れてしまった方はこちらからあややのクローズアップバージョンが見れます♪)。

上の写真は、渡良瀬川の川原から撮った夕日。以下で紹介する渡良瀬橋の夕日をゆっくり見ていってください♪

「渡良瀬橋」の作詞 は森高千里本人(作曲/斎藤英夫)。足利工業大学の学園祭で歌った帰り道に渡良瀬橋を通りかかり、遠くの山々に沈む夕日に感銘を受けて歌詞を作ったというエピソードがあり、以来、渡良瀬橋は足利市の観光名所となっている。この曲のリリースは1993年、僕は当時15歳、森高千里は 23歳だった。もう江口千里になっちゃったけど・・・(笑)。

渡良瀬橋は、栃木県・足利市にあり、橋の下には足利市と平行に渡良瀬川が流れている。川は東に下って佐野市から藤岡、渡良瀬遊水地を経由し、茨城県古河市で利根川と合流する。

今回、「渡良瀬橋」に行こうと思ったのは、「渡良瀬橋」の歌詞の内容が事実なのかどうかを確かめるためである。この曲の歌詞には、以下のようなフレーズがある。

-------------------------------
あなたが好きだと言ったこの街並みが
今日も暮れて行きます

広い空と遠くの山々 二人で歩いた街
夕日がきれいな街
-------------------------------

さらに、次のようなフレーズもある。

-------------------------------
誰のせいでもない あなたがこの街で
暮らせないことわかってたの

なんども悩んだわ 
だけど 私 ここを離れて暮らすことできない
-------------------------------

男性視点から見れば、にわかに信じがたい・・・いや、信じたくないストーリーではあるが、この曲の主人公(女性)は恋人よりも足利を選んだのだ。彼氏よりも大切なものが足利にはある、そういうことなのだろう。それはかけがえのない家族であったり、大切な友人であったり、そしてこの渡良瀬橋から見る夕景であったり・・・。「なんども悩んだわ」というフレーズからは、その苦悩や葛藤が感じ取れる。

そして、最終的に選んだのが足利の地だったわけだが、そこまでの強い思い入れを抱かせた足利とは一体どれだけ素晴らしいところなんだろうと気にならないわけがない。

「よし!自分の目で確かめにいこう!」。そう思い立ったのが一ヶ月前のことだが、夕日を撮りに行くのに天気が悪くては話にならない。絶好の天気の日に狙いをつけ機会を伺っていたら、いつの間にか一ヶ月も経ってしまっていたらしい。

以下写真が、渡良瀬橋だ。どこにでもある平凡な橋で、面白みもなにもない。だが、夕日が暮れ始めるとこの橋は美しい橋へと変わり始める。

渡良瀬橋

以下写真は、夕日と一緒に渡良瀬橋を撮ったものだ。森高千里は、歌詞の中で「渡良瀬橋で見る夕日を」と綴っており、実際には橋の上から夕日を見ていたことになるが、渡良瀬橋の後方から見る夕日もまた格別な美しさを放っていた。15年前、森高千里があの橋の上で夕日を眺めていたことを想像すると、なんとなく親近感が沸いてくる。タイムスリップでもしたかのような気分だ。

夕日がきれいな街(2)

夕日が稜線に落ちていく・・・。

夕日がきれいな街(3)

夕日が沈んだ・・・。てか、強風が吹いてるし移動が大変(笑)。体が2つ欲しいと思いました(^^;)。

夕日がきれいな街(4)

夕日が沈み、今までのドラマチックな展開とはうって変わって空は淡いピンク色に染められていく。

夕日がきれいな街(5)

「渡良瀬橋」の歌詞には以下のようなフレーズがある。

-------------------------------
この間 渡良瀬川の河原に降りて
ずっと流れ見てたわ

北風がとても冷たくて
風邪をひいちゃいました
-------------------------------

この橋の上は、風をさえぎる障害物がなく、ほとんど吹き抜けの状態になってるため非常に強い北風が吹いていた。ここでは三脚を置いて撮っていたのだが、その三脚が吹き飛ばされんばかりの強風だった。

後に織姫公園で出会った地元の男性によると、「足利はいつも ヒューヒューと冷たい風邪が吹いているよ。宇都宮の人が足利にくるとみんなびっくりしているからね。」ということだった。なるほど、足利に吹く風はこの日に限って吹いていたものではなく、日常的なものなんだなと思った。

森高千里が夕日が沈んだ後、30分も橋の上で眺めていたかどうかはわからないが、夕日が沈んだ後の足利の街並みがまた綺麗だった。ピンク色の空がオレンジへと変わり、空の青と融合して美しいグラデーションを見せてくれた。

夕日がきれいな街(6)

最後に、歌詞の内容の正当性について少しだけ考えてみることにする。
まず、以下のフレーズ。

「きれいなとこで育ったね ここに住みたいと言った」

確かに、この街に住みたいと思えるぐらいの美しさはあった。だが、足利の道路状況はそれほど良くはないし、どちらかといえばゴミゴミしている印象を受けた。森高千里がここに来たのは15年前。15年も経てば街はガラリと変貌する。森高千里が見た足利は、もっと綺麗な街並みだったのかもしれない。

次に以下のフレーズだ。

「今でも八雲神社へお参りすると あなたのこと祈るわ
願い事一つ叶うなら あの頃に戻りたい」

八雲神社とは、足利公園内にあるとても小さな神社のことだ。夕日を見る前に八雲神社に立ち寄ってきたが、なぜこのように小さな神社を歌詞に登場させたのかは甚だ疑問の余地がある。なぜなら、足利にはシンボル的な存在でもある縁結びの神さま「織姫神社」が存在するからだ。個人的には、「織姫」は「おりひめ」、「八雲」は「やぐも」とメロディ的な問題で文字の語数が合わず、あえて三文字の神社にしたかったのではないかと推測している。

八雲神社

「北風がとても冷たくて 風邪をひいちゃいました」

これも上で述べたように、渡良瀬川付近では障害物がないため、とても強い風が吹いている。あの川原沿いにそって何十分も歩いていたら風邪をひいてしまうのも十分に頷ける。

「広い空と遠くの山々 二人で歩いた街
夕日がきれいな街」

これはもう上の写真を見てもらえれば説明するまでもないと思う。「広い空」、「遠くの山々」、「夕日がきれいな街」。このフレーズには、一切の偽りも誇張もはいっていない。渡良瀬橋で見る夕日は、本当に綺麗だった。

森高千里が書いたこの「渡良瀬橋」の歌詞は、100% 事実だった。それがわかっただけでも、わざわざ足利にまで出向いた価値はあったと思う。この記事を読んで、足利に行ってみたくなった方は是非とも渡良瀬橋からの夕日を眺めてもらいたい。きっと格別の夕日が見られることだろう。

それでは、なぜか断定口調だったけど、ここまで読んでくれてありがとうっ♪


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コメント

やっぱりKodak! 好きな色合いだなぁ~(^^) 赤系の色の表現力が冴えていて、しかも抜けが良いと思います。 無芸がデジカメを手に入れる前は、ずっとKodakを愛用していました。

名曲「渡良瀬川」をカメラと一緒に辿る旅。 イイですねぇ~(^^) 無芸もあややVer.の方が好きです。

> 無芸さん

うんうん、Kodak 良いですよね~♪ いつも青系のものしか撮っていなかったので、赤系のものを撮るとこんなに鮮やかにでるんだ~とちょっとびっくりです。無芸さんもKodakを愛用していたんですね!僕も基本的に Kodak のほうが好きな傾向があるような気がします☆ ただ、リバーサルはやっぱり露出が難しいですね(^^;)。シルエットになる部分はだいたい予測がつきましたが、橋の写真とかはちょっと手前が暗すぎるので、もう少しプラス気味に補正すればよかったな~と思います。補正のほとんど利かないリバーサルだけにもう少し露出を勉強しないとダメですね!

あややバージョン、良いですよね♪ 透明感のある声が好きです(^▽^)

写真すごいキレイだね~☆
空のグラデーションて、自然にあんなキレイな色が出るんだからすごいな~って思う。
しかもそれを携帯で撮ってもちゃちいけど、やっぱいいカメラで撮るとキレイだね~^^
沈んだ後の夜景もすてきだね☆
なんだか夕日が沈んだ後は、物思いにふけってぼーっとしちゃいそうだね。
また写真楽しみにしてまぁす^^

> はっぱちゃん

うんうん、夕日すごく綺麗だったよぉ。グラデーションもうっとりしちゃいそうだったよ!でも、ほんとは写真を撮るのに夢中で夕日をゆっくり観賞している暇はなかったりするのだ(笑)。たまには写真を撮らずにぼーっと眺めているのもいいかもね!また綺麗な夕日が撮れたら写真アップしまーす☆

「渡良瀬川」って、どんな歌だろうとyou tubeで聴いてみたけど、聞き覚えの無い歌でした。アチャー!!あややverも知らなかったー!アチャー!!
でもでも写真はとっても綺麗だね♪夕焼けっていつ見ても飽きる事無いし、自然って凄いなー♪
今更言うのも変だけど、カメラもいいカメラなんだよね~。
昨日TDL行って、自分のデジカメの性能の悪さを痛感したよ(_ _|||)
夜のお城を撮っても写らない!!とかね(泣)人に頼まれて撮ってあげると、綺麗に写るのに、人のカメラが羨ましかったよ(/Д`)液晶もでかいし(/Д`)って、ちょっと話がそれましたm(・ω・m)

> れなぽん

「渡良瀬橋」、聞き覚えがなかったんだね~アチャー(笑)。
でも、知らなくてもそんなに不思議はない曲だと思うよー。森高千里バージョンはそこそこ売れたと思うけど、あややバージョンもそんなに売れたってわけでもなさそうだし♪

うんうん、夕日はいつ見ても綺麗なのだ♪ TDL の夜のお城は僕のカメラでもきっと無理だろうなぁ~。あ、でもデジタル一眼レフならISO感度をあげられるから綺麗に撮れるかも☆ フィルムカメラには、ほとんどISO100 のフィルムしか入れないから夜には弱いんだよね…。最近のデジカメは、高性能&高感度になってきてるし、最新のカメラならもっと綺麗に写ったかもね!僕も最新のコンパクトデジカメが欲しい!(><)。

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