EOS Kiss Digital X(30)/ミヤコワスレ(都忘れ)
今日のお花は、ミヤコワスレ(都忘れ)です。
ミヤコワスレは、キク科の多年草で耐寒性。原産地は日本。日本特有の花で、山野の林に自生するミヤマヨメナの園芸品種です。英語名は「ミヤマヨメナ」(miyamayomena)。江戸時代からノシュンギクの名で鑑賞され、茶花として人気の高い花でした。
ミヤコワスレの名前の由来は、1221年(鎌倉時代)に起きた承久の乱にて佐渡に流された順徳天皇が「この花を見るとあまりの美しさから都への思いを忘れられる」との話によるとされ、この由来によって花言葉は「別れ」や「しばしの憩い」などと言われています。
ミヤコワスレといえば、GLAYの「都忘れ」ですね♪大学時代によくカラオケで歌っていました(笑)。このミヤコワスレは、みーちゃんと近所の公園で遊んでいる時に見つけました。順徳天皇が都を忘れて佐渡から帰りたくなくなる気持ちがわかるような気がしてきますね。
ミヤコワスレの花びらは、直線的に水平に伸びている花びらや、裏側に反り返っている花びら、もしくはカーブを描いて上向きに伸びている花びらがあります。以下の写真のように、全ての花びらが綺麗に上向きに咲いているミヤコワスレはとても綺麗に見えます♪
淡い薄紫色のミヤコワスレは、近所の道路脇で見つけました。薄紫のミヤコワスレはよく見かけます。
ミヤコワスレは、太陽が沈もうと雨が降ろうとも花がつぼんでしまうことはなく、一度、花開いたら枯れるまで咲きつづけます。
青紫のミヤコワスレです。
咲き始めのミヤコワスレです。また新たな命が生まれようとしています。