変身
はい、別に僕が変身したわけではありません(笑)。
いや、ある意味、変身したのか!?
というのも、マイミクの友達がハマっている小説家、東野圭吾の本を一冊、ようやく読んでみたのです!!
読んだ本のタイトルは「変身」。
別に自分で好んでこの本を選択したわけではありません。旅行に行く前にちょうど、「変身」の本を友達から貸してもらったので、長い船旅の中、どうせ暇だからこれを機会に読んでみようかな~、なんて軽く考えていたのです。
そしたら、な、なんと!
小説が嫌いな僕が・・・いや、違うな。
小説が超大っっっっっっっっ嫌いな僕が!!
ストーリーにのめりこんでいってることに気づいたのだ!!
読むスピードが加速度的に速くなっていく!!!
止まらない!!!
今まで小説といえば、夏目漱石の「こころ」と中期三部作ぐらいしか読んだ事がなかったのに!
もしや、「変身」を機会に僕も「変身」したのか!?(笑)
小説を読んで、初めて泣きました。
この本を貸してくれた人に感想を述べたら、「変身が面白かったんなら、他の東野圭吾の作品はだいたい楽しめると思うよ、特に"容疑者Xの献身"はオススメ。今度、手紙を貸してあげるよ。」と言っていました。
あれ?「手紙」も☆5つだ。これも楽しみだぁ!!
やばい、本屋さんに行きたい。
僕は今まで、小説は時間の無駄だと思っていた。
映画のほうが長くても2~3時間で終わるし、概要を知るだけなら映画のほうが手っ取り早くて楽じゃん、などと考えていた。
だが、その考えは「変身」を読んだことで見直さなければいけなくなった。
映画はテレビの前で張り付いて見ていなければいけない分、テレビに拘束されることになる。その時間をもったいないと考えるようになったここ1~2年、映画はあまり…いや、ほとんど見なくなった。
でも、小説は自分の時間の空いたときに、ページを開けばいつでもストーリーの中の主人公になれる。暇な時間を有効に活用できるのだ。そして、心の中で自分なりの解釈で想像を膨らませ、ある種、ドラマを見ているような気分に浸れる。東野圭吾は、心理描写がすごく上手だなと思った。
小説にハマる人の気持ちが、この年にして初めてわかったような気がする。
次は、「手紙」を貸してくれるらしいので、「手紙」を読んでみようかな☆
他にもストックとして本屋さんでなにか買ってこようかな~♪
楽しみが増えました(^^)。
これからは小説を趣味とするのだっ!!